「原発臨界事故 原因究明と対策に全力尽くせ」
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上記の社説が毎日インタラクティブに掲載されています。この問題は事実の隠蔽だけの問題ではありません。
「人為的なミスで臨界に達し、15分間も制御不能になった」と言うこと自体原子力発電の安全性に深刻な問題があることを示しています。
私は原子力発電所に反対です。それは、人為的なミスや配管材料などに欠陥があった場合の安全確保が極めてルーズであるからです。人為的なミスは今まで何度も繰り返されていますし、配管などの材料の腐食や亀裂発生の問題も度々起こっています。
人間がミスを犯すことは避けられませんし、完璧な材料などありえませんから、完全に事故を防ぐことは出来ません。そして事故が起きた時の人や環境に対する被害は、チェルノブイリの例を挙げるまでもなく、非常に悲惨です。
私は原子力発電所は出来るだけ早い時期に廃止すべきであると考えます。原子力の安全神話など虚構に過ぎないのですから。
山口実