「20年に温室ガス20%削減 EU『ポスト京都を主導』」
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007030901000799.html
「欧州連合(EU)首脳会議は9日、二酸化炭素など温室効果ガスの排出量を2020年までに1990年比で20%以上削減する環境・エネルギー包括政策案を承認、再生可能エネルギーの利用比率の引き上げ義務化など具体策を盛り込んだ行動計画を採択し閉幕した。」とのことです。
一方日本は、来年日本で行われるサミットの主要議題に環境問題をテーマにすると言いながら、行動計画を策定できないばかりか、京都議定書の目標値1990年比マイナス6%から程遠いプラス8%と言う体たらくです。
今日本の政界では慰安婦問題だけでなく、南京虐殺さえなかったと言う時代を逆行するような議論が行われようとしています。不毛と言うより、正に自虐的な蒸し返しは、百害あって一利無しだと考えます。私達日本国民は今何が大切なのかと言うことをしっかり考えるべきです。
私達の子や孫達が安心して暮らせる地球を守ることが大切なのです。そのための行動計画の策定が不可欠なのです。私達に今必要なことは歴史を歪曲したり、時の流れに逆行したりするための議論をすることではありません。
山口実