「従軍慰安婦問題:問われる首相のソフト路線 米下院決議案」


http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070220k0000m010081000c.html

掲題の記事がMainichi Interactiveに掲載されています。

「歴史認識と対米追従の矛盾」、言い換えれば「本音と建前の矛盾」を最重視する同盟国に突きつけられた非常に深刻な状況であると考えます。

 私は日頃から外交において「本音と建前」の一致は、相手国の信頼を得るために不可欠なものだと指摘してきました。所謂ダブルススタンダードを常とするパートナーが力を失いつつある今、日本の対米関係が微妙となることは当然のことであり、ここで「本音と建前」を使い分けていれば、自己矛盾に陥ることは自明の理です。

 今日本は自らの言行不一致に就いて真剣に考えるときであると思量します。

山口実