「ホワイトカラー・エグゼンプション:労政審報告に盛る」
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061228k0000m010112000c.html
税制もそうだが、大企業優先の行政が過ぎるように思えます。女性は派遣社員、男性はサービス残業では仕事に対する愛情は減るし、格差が更に助長されるのではないでしょうか。
米国のマネをしたり、その政策に追従したりする前に、天然資源が圧倒的に不足する日本の国力の違いを肝に銘じるべきだと思います。言い換えれば、日本は人的資源に頼って発展して来た国ですから、国民のやる気を削いでは国は成り立たないと考えます。
米国のこんな話もCNN.co.jpに掲載されています。
「浪費は20億ドル超の可能性も、『カトリーナ』復興事業」
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200612270031.html
イラク攻撃の戦費捻出のため、堤防補修の数億ドルをケチり、1千数百億ドルと貴重な人命を失った行政が、不明朗な復興事業のばらまきで、税金の無駄遣いを更に重ねているようです。
国際社会に生きる日本が他国に目を向けることは不可欠ですが、やはり是々非々で「人のふりみて我がふり直す」姿勢があって良いと思います。
税金の無駄遣いは、国や行政の借金を更に増やし、結局増税という形で国民に跳ね返って来ることは火を見るより明らかです。付け焼刃や一部の人々を優先した政策を選挙権を持った私達国民がチェック出来なければ、自分で自分の首を絞めているようなものです。
国を本当に愛するなら、日本独自の政策で国民の利益を優先する、そんな政治家を選んで行きたいと思いませんか。
山口実