今日の日経新聞に下記の社説が掲載されています。
「国連外交より人事、では困る(9/23)」
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20060922MS3M2200I22092006.html
日本政府の場当たり的な外交を見ていると昨年国連安保理常任理事国入りの為、在外大使館駐在の大使を全員召還し、ODAに数千億円を積み増したことが、単なる税金の無駄遣いだったと証明されていると考えます。
国連改革を訴えるなら地道な努力を続けるべきであるし、見栄の為だけに金や労力を使うのではなく、具体的に国連の各部門の活動を率先して指導し、支援することが涵養であると考えます。国連は米国のご機嫌ばかりを伺わず、日本独自の外交を展開する貴重な場であると考えますし、国連での実質的な活躍が日本の国際的地位や信頼を高めると考えます。
国連総会に首相と外相が欠席するなど言語道断です。
山口実