国連ハビタットの皆さんと日頃から仲良くさせて頂いているので、新所長に挨拶申し上げようとアポイントメントを頂いた直後にテレビで下記のニュースを聞きました。正に以心伝心。

本件は、今後の活動の目玉の一つにしたいと思います。

 西日本新聞ニュース

「国連人間居住計画(国連ハビタット)アジア太平洋事務所(福岡市)は4日、アジア太平洋地域で深刻化する都市・環境問題の改善のために九州、福岡の経験と知恵を生かす「アジア都市連携センター」を福岡市に設立すると発表した。地元の大学、企業、マスコミ、地方自治体などでセンター協議会をつくり、参加各団体の蓄積情報やノウハウを共有化。アジア各国への政策提言や技術協力、人材育成に生かす。来年度中のセンター発足へ向け、10月にも第1回準備会合を開く。

 事務局は国連ハビタット事務所内に置き、事務局長は野田順康・同事務所長が務める予定。準備会合には福岡県、福岡市北九州市、九州大学、九州経済連合会などが参加の意向を示している。同事務所は国土交通省に来年度予算で6000万―7000万円を要求している。

 同センターの主な活動分野は、国連ハビタットが担当する居住、上下水道、衛生、廃棄物処理、交通、エネルギーなど。活動内容は(1)協議会参加団体が把握している海外連絡先の共有化と一体的な情報発信(2)国際会議、国際交流行事などを通じた都市連携の促進(3)都市問題にかかわる調査研究、政策提言、人材育成、技術協力(4)共同研究や環境ビジネス需要についての情報収集・提供―が中心となる。

 こうした情報のネットワーク化や研修などを通じて、アジア太平洋各都市の「持続可能な開発」をバックアップするとともに、九州の知的集積を世界にアピールするのが狙い。

 4日、福岡市で記者会見した野田所長は『地元の知的財産を活用し、アジアの成長に貢献したい』と述べるとともに、3年後をめどに活動の一部を国連ハビタットの事業に組み入れ、地元企業の参加を呼び掛ける考えも示した。


200609042057分 」

山口実