昨日は国際協力機構(JICA)の国際理解教育セミナーに参加してきました。6時間(お昼休みを含む)の予定が30分間延びるセミナーでしたが、後の予定が入っていなければ、まだ聞いていたい貴重なお話が続きました。青年海外協力隊のOG/OBが主体となって小学・中学・高校の国際理解教育に関心のある教員を対象に行われたセミナーでしたが、私も友達の紹介で参加しました。
基調講演、分科会、パネルディスカッションの三部構成のセミナーでしたが、熱い先生や若者達に接する事が出来てとても勇気付けられ力を貰いました。熱い先生達ともメル友になれそうですから、とても良い刺激を頂くことを期待しています。もちろん、「ミラクルバナナ」の上映や大学の文化事業にも協力して頂こうと思っています。
パネルディスカッションで「自分の周りと上手くコミュニケーションできなくて何が国際理解か。」、「国際理解はまず自分の国を知ること」、「始めから集団ではなく、少人数のグループ分けして、生徒達に出来るだけ多く体験させ、考え発言させる機会を与える」と語ってくれた先生方や質問に立ち「学校での国際理解教育の推進の難しさ」を打ち明けられた元先生に共感しました。
また、これらの熱い先生を国際理解教育へいざなうこのセミナーを推進する若者達に感動し、大変な刺激を受けました。国際理解の語り部を自称する私ももっと勉強せにゃあ。
それにしても、分科会で見たモンゴルのジャンケンや羊の骨を使った遊び、それから「モンゴルでは人に親切にする事は当たり前なので、有難うと言う事が少ない」との話、興味のあること、学ぶべき事は尽きないようです。
山口実
P.S.久しぶりに恩師の緒方貞子先生にお会いしたくなりました。