東京新聞のウェブサイトに「重油流出で地中海に危機 ベイルート海岸」と言う記事が掲載されています。http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006072901004946.html
「イスラエル軍の空爆で破壊されたレバノン南部の発電所から大量の重油が海に流出し、地中海で過去最大級の環境被害が懸念される」にも拘わらず「ベイルートでは空爆などのため、汚染拡大防止や浄化の作業ができない状態だという。」
1970年に見た美しいベイルートの町並みが1980年代に破壊され、ようやく復興を遂げていた矢先にまた徹底的に破壊されているようです。その上、地中海まで汚染されたら、石油資源のないレバノンは更に貧困に陥り、外国のテロリストが跋扈する状況になりかねません。やはり戦争は大いなる無駄と言うほかありません。
山口実
P.S.asahi.comにより詳しい記事が掲載されていました。