とうとうこんな人が現れだしたようです。

「教育勅語幼稚園で暗唱、『愛国心育む』と園長」

http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006070101002007.html

「これは極端な例だ」と笑って済ませられる問題ではないと思います。

 先の戦争を美化する人々が日本にいる限り、やはり首相が靖国を参拝する事は避けたほう良いし、愛国心は教育するものだと法律で既定する事は止めるべきだと思量します。

 北朝鮮の拉致やサダムフセインの反対派虐殺などと同じような行為は憎むべきであって、居直り美化するような事があれば、被害者やその家族・関係者を苦しめる事は、自分に当てはめて考えれば良く分かる事です。

 バランスを失った言動や法律は、バランスを失った社会を作り出します。同じ歴史を繰り返すのは止めなければなりません。北朝鮮の金正日やイラクのサダムフセインの残虐行為を憎むなら、先の戦争で行われた残虐行為に対しても同様であるべきです。それが、バランスの取れた心を持つリーダー・国民の自然な姿だと考えます。

山口実