昨日の午前中猫ちゃんファンの大学の先生から新三郎(チャッピー)が「車に轢かれて左足後ろ足の付け根を骨折」と言う悲しい知らせが届きました。

 午後から、大学で「対立を越える智恵を」と言う講演とビジネス英語の講義があったのですが午前中は情けなくて泣いていました。

 夕方、ハレルヤと言う病院に行き、入院している新三郎を見舞いました。

 新三郎は僕に気づいて痛い足で立ち、僕の方へ近づいて来ました。でも、声は弱々しくて目も力がありませんでした。

 骨折箇所のX線写真を見ましたが、骨が粉砕していて、お医者さんは「やってみなければ手術が成功するかどうか分からないが、貧血が酷いので今は手の施しようがない。」とおっしゃっていました。

 新三郎はとても良い子で、ミッフィーをいつも守っていました。なので、今ミッフィーも行方不明です。彼女の事もとても心配です。

「僕は一生懸命社会貢献をしようと頑張っているけれども、猫ちゃん一匹も守ってやれない。」本当に情けなくて涙が止まりません。

 新三郎もミッフィーも勝手な人間の犠牲者です。助けてくれる先生や学生達はいますが、いつも守って上げられません。

 良い事があると、悪い事が交互に起きます。昨日講演で、「武器ではなく人間の智恵を使って対立を乗り越え、お互いに思いやるバランスの良い世の中を再構築しよう。」訴えましたが、「正負の法則」に耐えて、自分の心のバランスを維持するのも大変難しい事です。

 昨日の講演に対する学生さん達の感想文にパワーを貰って、世の中の不条理と闘い続けたいと思います。

山口実

新三郎

新三郎は駐車場を住処にしていました。

何度も転居させようとしましたが、猫ちゃんは

居場所を変えません。いつも交通事故を

心配していました。本当に悲しい。