「日米、牛肉輸入再開で合意 7月にも再開へ」と言う記事が掲載されています。
http://www.asahi.com/special/bse/TKY200606210211.html
来週の小泉首相の訪米にあわせたものでしょうが、首相の花道のために国民の食の安全が疎かにされると言うには首を傾げざるを得ません。
食の番人と言われる内閣府の食品安全委員会プリオン専門調査会の12人のメンバー6人が「調査会での信義結果が政治的に利用された」などと、今年の3月、辞任した程ですから、まず再開の結論ありきの決定であったようです。
今日の西日本新聞によれば「『行政に都合のいい結論ありき。こんな調査会にはで荒れない』と言い残して去った品川森一前動物衛生研究所プリオン病研究センター長は『(今後、何があっても)責任は行政が取ればいい』と突き放した。」と言うが、何かあってからでは遅いと考えます。
まあ、日本の外食業界の対応も分かれているようですから、米国産牛肉は安全が確認されるまで、当分食べないことにしましょう。http://www.asahi.com/life/update/0621/009.html
山口実