私達の英雄だった宿沢広朗さんが17日心筋梗塞で急逝されました。
http://www.asahi.com/sports/spo/TKY200606180100.html
昨日、13日のジャズライヴの為にお借りしていたハイハットを返しに、ジャズ・クラブの「駅馬車」に行きました。そこは先日若くして逝去されたベーシストの青木智仁さんの旧友(プロのギタリスト)によくお会いするところです。マスターに、青木さんや女房のお弟子さんの急逝に就いて報告し、一昨日の明海和尚のお話をしておりましたら、一人の立派な体格をした私と同じ年代のお客さんが来られました。
マスターから「明大のラグビー部の主将をされていた方だ。」とお聞きしたので、「宿沢さんが急逝されて大変残念です。」と申し上げたら、「今日は宿沢君の死を悼む為に飲みに来た。」と言われました。宿沢さんは55歳。その方は57歳で、「ラグビーの好敵手だった」とのことでした。私も大学時代助っ人としてラグビーを少し齧ったことがあるので、小さな体で早稲田大学のスクラムハーフとして活躍された宿沢さんは私にとっても英雄でしたし、指導者としても、企業人としても鑑のような方だと考えていました。
「神様はどうしてこう気まぐれに、若く大切な人々をこの世から奪って行くのだろう。」
こう立て続けに、惜しい方々の急死に遭うと気が滅入ってしまうのですが、昨夜は明海様と慈明院のお蔭で、大丈夫でした。結局、12時半まで、宿沢さんのいろいろなお話をお聞きし、彼を偲ぶ事が出来ました。合掌
山口実