共謀罪の国会審議が風雲急を告げている。
与党が民主党案を丸呑みして、今国会で成立させると言う情報が飛び交っているが、もしそんな事が起こるとしたら、政府与党は「なりふり構わぬ譲歩、与党は無責任」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060602k0000m010154000c.html と言う批判を免れないし、自民党の丸呑みに民主党が直ぐ飛びつくとすれば、偽メール事件的な軽率な体質を露呈する事になる。
一旦丸呑みして、成立させ数に任せて次の国会でその内容を改定する事を目論んでいるのであれば立法府としての国会の存在意義さえ疑われてしまう。
民主党は拙速な法案成立を断固拒絶すべきである。国民も与党の無責任さを問い、基本的人権をないがしろにする法案の充分な審議・廃案の声をあげるべきである。同時にマスメディアが急展開の情報を垂れ流すだけでは、その真価が問われる。
山口実