asahi.comに「海部、森両元首相が委員に 教育基本法改正特別委」と言う記事が出ている。http://www.asahi.com/politics/update/0502/016.html

 この中で、「教育基本法改正案を審議する特別委員会の委員に、自民党は森喜朗、海部俊樹両元首相ら『重量級』をずらりと並べる方針だ。」と言っている。でも、私たちが人質になった張本人の『アホの俊樹ちゃん』も、裏口入学を自叙伝で自慢する『爬虫類の脳みその喜朗ちゃん』も、首相経験者とは言え、口と頭の軽さには定評がある。蓋し、教育に必要なのは、口の上手さではなく、真理を追究する真摯さではなかろうか。「教育基本法改正」と言うが、「教育基本法改悪」を象徴するメンバーではある。

 それにしても、森喜朗元首相がダメだったから、小泉首相が目立ったのではなかったっけ。その人がどうして小泉首相の後見人を自認したり、後継首相候補選びのキーマンになるのだろう。不思議でならない。

 また、コロコロ宗旨を変える人や裏口入学・就職を自伝で自慢するような人を教育に関して「重量級」と呼ぶ、近頃の朝日の記者の無節操も私には大変不思議でならない。

 この世の中、どうかしてしまったのではなかろうか。


山口実