衆院千葉7区補選でさすがに「最初はグー、○○健」は選ばれませんでしたね。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/main/20060423/20060423_017.shtml

沖縄市長には自衛隊共同使用反対の東門氏が選ばれhttp://www.nishinippon.co.jp/nnp/main/20060424/20060424_001.shtml

岩国市でも、米艦載機基地移転の撤回を求めた井原氏が選ばれました。

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/main/20060423/20060423_018.shtml

民意がバランスを取り戻そうとしている現われでしょう。

政府・与党の強引なやり方に、民意がNOの意志を表明したわけで、これを無視することは、与党が来年の参議院選挙で大打撃を被ることになります。


私は基本的に死票の増えたり、組織票が当落を決めやすい小選挙区制には反対です。しかし、現状の小選挙区制の下で、与党の独断専行を抑制するためには、与野党が民意によっていつでも逆転するのだと言う緊張感が不可欠だと考えます。その意味では上記の選挙結果は政府与党にイエローカードを突きつけたと言う事で、一歩前進と言うことでしょう。


やはり国民が権力の言いなりにはならないと言うことを選挙によって意思表示することが民主主義回復の第一歩だと考えます。少し安心と言ったところでしょうか。

山口実