14日の共同の報道によると「ブッシュ米政権が、有事に備えて年間250個の核兵器を生産できる体制を整備し、5年ごとに新型核を順次開発する計画であることが14日、分かった。」

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20060415/20060415_029.shtml

 これでは、北朝鮮やイランに核の放棄を迫っても、全く説得力がない。核超大国で、核を人類に対して使用した唯一の国として、自らが率先して核廃絶の運動をするべきではないだろうか。もちろん、被爆国である日本も、そのことを米国政府に対して強く働きかけるべきであろう。何千億円と言う札びらを(それも国民の血税から)きって、国連安保理常任理事国入りを画策するより、積極的に核廃絶を訴える方が、余程世界の国々に対して説得力がある。

山口実