昨日大学に行ってとても感激することがありました。それは、新年度の実践ビジネス英語の受講生が多過ぎて、結局抽選にしたと言うのです。受講を希望して、抽選に落ちた受講生には大変申し訳ないのですが、「受講生が少ないと残念。」と思っていた私としては大変嬉しい。理由はいろいろあるのでしょうが、前年度受講した学生諸君も受講してくれているようだし、口コミもしてくれているようです。と言うことで予定を変えて今日も英語の講義をします。とても基本的なことですが、日頃から1時間でも心がけていると英語が飛躍的に上達します。

                   

1.何のために英語を勉強するか、しっかりとした目標を持つ。

英語はコミュニケーションの道具。その道具を使って何をするか。

2.良い英語を声に出して、たくさん読む。

その際、発音の基礎をしっかり学ぶ。

(教材は日本でも最近たくさん出ています。例えば、近江誠先生の「感動する英語!」

クリントンの不倫の言い訳はご愛嬌ですが、私のお薦めはヘレンケラーさんの本の一節。CDも本人の肉声の入っているものもあります。)

3.良い英語をたくさん聞く。

  耳を鍛える(英語の歌を聞くことでも良い)

(良く宣伝に出ている、オーソン・ウェルズは最高。メグ・ライアンは可愛いけど早口なので、上級者用かな。同じテーマのニュースが刻々と変わっていくCNNのニュースなども聞き流すのに最適。)

4.速読するコツを学ぶ。

4.A)平易な自分に興味のある英文をたくさん読む。(ジャンルは問いません。)
4.B)
文章の情景をImageする。(このImaginationは日本語でも本をたくさん読まないと身に付     
きません。)

4.C)分からない単語の意味を文脈から想像する。

語源を学ぶのも助けになる。(既に、一部を説明しました。)

4.D)辞書を引くことを恐れぬ。間違いを恥ずかしがらぬ。

(試験では辞書は引けませんが、実際はいつでも使えます。手元に、ハンディな良い辞書

ーこれもいつか説明しますーを置いておくことも大切です。)

5.平易な英語の文章や表現を繰り返し読んで体で覚える。

しかし、繰り返しを楽しむための工夫をする。

例えば、誰かと早く正確に読む競争するとか、時間を計ってみるとか。

   また、仲間と会話をするのも良い。

6.易しい動詞を使った慣用句を覚える。(これは、具体的な表現を後で学びましょう。)

  come, get, give, go, make, put, take
7.話題を豊富にする。

話題が多ければ、話も弾んで英語が上手くなる。

政治・経済・歴史・文化・スポーツ・芸術など広いジャンルをカバーする。

(もちろん知識や情報は日本語でも良いです。話題が多ければ多いほど話しは弾みます。)

山口実