日本には美しい四季がある
昨日の西日本新聞の朝刊の春秋と言うコラムに
高校生の俳句が載っていた
そのいくつかを紹介する
〈つくしんぼ摘んだあとから夕日埋め〉(東京、高橋夏海)
〈大胆に手を握るべし春時雨〉(愛媛、中津由貴)
〈遠来や真っ向勝負を決めた夜〉(埼玉、富山健)
〈雲行きが怪しい国と夏の空〉(神奈川、高橋恵子)
〈天ぷらのさくと揚がりぬ秋麗ーうらら〉(大阪、羽田大祐)
〈全力で走り抜けたら天高し〉(愛知、諏佐英莉)
〈残雪の富士山に一礼卒業す〉(兵庫、中野雄介)
〈悲しみが乾くまでひなたぼこ〉(三重、大久保悠)
季節は私たちのImaginationも食欲も熱い心もかきたてる
その季節が今破壊されようとしている
それによる経済的無駄、精神的荒廃
人間だけでなく、動物にも、自然にも
厳しい状況が生じつつある
美しい四季を持つ日本が果たすべきことが何なのか
明らかなのではないだろうか
隣国と角突合せ、海を隔てた大国に追従する
そんな暇はないことを
子供達の素晴らしい俳句が教えてくれる
山口実
P.S.積雪の多い地方やこれから積雪が危惧される
地域の皆さんくれぐれも気をつけて下さいね。
(携帯の映像が取り込めました)