福岡の西中洲に「かくれが」と言うジャズクラブがあります。昨夜、久しぶりに伺ってクラブの看板猫のクロ君に会って来ました。半年位前にあったよりずいぶん太っていました。理由は、誰かわからない不逞の輩に長い尻尾を5CM位にまで骨と一緒に切られたから。どうしてそんな酷いことが出来るんでしょうね。どうしてこんな荒れた世の中になったんでしょうね。中洲は九州一の歓楽街ですが、酔っ払いが時々猫ちゃんたちの腹を蹴るそうです。マスター(このマスターが素晴らしく優しくて良い人。博多のジャズクラブのマスターたちは商売下手だけど、皆優しい良い人ばかりです)が「近所の獣医さんもたくさんそんな猫が治療に来ると言って嘆いている」と慨嘆していました。また、「動物を虐める人間は平気で子供や女性に暴力を振るうのだろう。」と怒っていました。弱いものに自分のストレスをぶつけしまう世の中。嫌ですねえ。私たちは、お金はなくても、もっと優しく前向きに生きたいものですね。

山口実