皆さんお正月を如何お過ごしでしょうか。私は美味しいものを沢山食べて、結構体重が増えそうです。(笑)
正月早々国連改革と言う重い話題を取り上げました。「何でもっと明るい話題にしないの」と思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、今年は戦後60年平和主義を通してきた日本が岐路に立つ年であり、国連改革問題はそれを象徴する事柄でありながら、日本ではあまり議論されていませんので、敢えて取り上げました。
最近の日本は政治も経済も外交も充分な説明や議論もなく、なし崩し的にあらぬ方向へ進んでいると言う危惧があります。日本は長い歴史や文化を持った誇り高い国ですから、未成熟の超大国の思慮のないリーダーに盲従するのは如何なものでしょうか。重要な岐路に立って、私達国民が将来への道を選ぶべく、しっかり自分の頭で考え、議論することが不可欠ですし、私達が納得し責任の取れる選択をするべきだと思量します。私はそのために問題提起を続けていこうと考えています。
さて、昨日は福岡市の郊外にある慈明院と言う高野山真言宗の山寺に初詣に行って参りました。この寺の前のご住職明海様と親しくさせて頂いているのですが、明海様と息子さんのご住職は二人とも強い正の波動を持った所謂霊能者です。自分の正のパワーが不足していると感じた時、私はこの寺を訪れます。
今回は明海様がジャズファンで、女房の7月のコンサートにもお出かけ頂いたので、お礼を兼ねて初詣に参りました。
法話の中でお二人が「今年は嘘が明らかにされる年である。嘘が明らかになった時、はっきり謝るのか、嘘をつき続けて問題を大きくするのか?やはり戌のように正直に生きる方が良い。今年は頭を低くして、しかし言うべきは率直に議論して、間違っていれば謝り、正直に生きることを勧める。」と言う趣旨のことをおっしゃいました。名言であると感銘を受けました。
思ったことを正直に言い合うには、それが出来る好い関係が不可欠です。お二人の法話を聞きながら、今年は人も国も自然も動物もお互い正直に生きられる環境を作る努力をすることが大切だと再確認しました。
山口実