昨日ジャーナリストの綿井健陽さん( http://blog.so-net.ne.jp/watai/ )が監督した”Little Birdsーイラク戦火の家族たち" (http://www.littlebirds.net/ )と言う映画を見ました。
最初から泣いてばかりいました
爆撃で兄弟を失ったイラクの若者
手足を失った子供たち
3人子供たちを失った夫婦
クラスター爆弾で視力を失った可愛い女の子
白血病に罹った子供たち*
皆に笑顔はありませんでした
ただ悲しいうつろな目があるだけ
私は2003年3月20日の開始前からイラク攻撃には反対して来ました。国連安全保障理事国にも訴えましたし(国連は攻撃を承認しなかった。大量破壊兵器もなかった)し、その訴えを多くのマスメディアにも訴え取り上げて貰いました。しかし、戦争は始まり、わが国はこれを積極的に支持しました。こうした映画を見ると限りない無力感と自己嫌悪に陥りますが、この現実をしっかり認識しなければならないと思います。
武力の行使によっては平和は訪れません。憎しみが増すばかりです。どうしてこんな単純なことに気が付かず(いや気が付いても)自分の利益を優先する国や人々が多いのでしょう。また何時からそれを公然と口にして許される世の中になったのでしょう。本当に哀しい。
争乱がそこにいる無辜の人々(特に女性や子供)に大きな被害や悲しみを及ぼすことをこれからも訴えて行きます。それが、現実に争乱を経験した私の使命だと思うからです。皆さんも機会があればこの映画を見て下さい。
夜は小柳さんの子供英語学校の発表会とクリスマスコンサート。
そこは笑顔に溢れていました
子供たち皆が一生懸命で、輝いていました
力ではなく会話で、暴力ではなく音楽で
ここの子供たちにはそうして
平和な世の中を作って欲しいと思いました
クリスマスコンサートは先日と同じような内容でしたが、また楊晶さんの中国琵琶の演奏を聴くことが出来ました。素晴らしい演奏で、「この楽器はバラライカの原型でもあるな。」と感じました。
英語は基礎が大切です。基礎をみっちりやって良く聴くこと音読を繰り返せば、2年でマスター出来ます。
子供の頃に基礎的な発音や表現をしっかり見に付けることが大切だと再認識し、私も「子供達に英語を教えたい。」と強く思いました。
山口実