ジーンズ | 藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

藤井大陸 〜すべてはW杯のために〜

兵庫が生んだ稀代のお笑いファンタジスタ。

元商社マン。
27歳。
3/26から世界放浪へ。
ゴールはブラジルW杯。
サッカーを日本の文化に!

よろろん!

心のなかのリトルフジイが言います。

せやな(基本形) 
せやろか(疑問形) 
せやせや(頷き) 
せやな?(確認) 
せやろ?(強要) 
せやなあ(詠嘆) 
せやからな?(説得) 
せやいうても(転換) 
せやろが(押し付け) 
せれな(日産) 
せいや(聖闘士) 
やなせ(たかし) 


というわけで今日も始まりましたけれども。



シャウエンに居たときの話。

荷物を整理していたら、バックパックの底からジーンズが出て来ました。
日本から持って来たけど、この旅では一度も履いていない。
日本を出て9ヶ月以上経つのに。

日本では昔履いていた程度で、もう要らないのでいつでも捨ててもいいように旅に持って来ていました。


履いてみると、拳が一つ入るくらいぶかぶかのウエスト。


ぶかぶかのジーンズ×藤井大陸=スリム大陸

方程式が成り立つ。

スリム大陸になりました。



長ズボンは3着あるし、このジーンズは捨てることにしました。


でも、ただ捨てるのはあれなので、売ることに!


路上には様々な店が並んでいます。
服、靴、携帯など分かりやすいものから、誰が買うねんっていうようなものまで。


そこの店のやつらに売ろうと考えました。


ズボンをたくさん広げているところがあったので突撃。

英語でこのズボン買わない?って交渉を開始します。

200ディルハム(2,400円)くらいで売れたらいいかな。


って思ってたけど、返事は5ディルハム(60円)とか10ディルハム(120円)。


安過ぎやん。
まあモロッコの物価自体安いので仕方ないのかも。
路上で売られているジーンズが5ディルハムとか10ディルハムなので。
かなり厳しい。


でも、リーバイスやぞ!日本で買ったやつやぞ!


アピールするも、そんなことはここモロッコでは通じません。


逆に、着ていたダウンの方が珍しいのか、これはいくら?って絡んできます。
気づけば数人のモロッコ人に囲まれる。
なにこのプレスの早さwww


気を取り直し、次の店へ。
相場は少し掴めたけど、安くは売りたくないので100ディルハム(1,200円)で交渉開始。


予想していたが、やはり高過ぎる模様。


次の店へ。
50ディルハム(600円)からスタート。

またしてもダウンが注目の的w

ジーンズは結局10ディルハムとかで安過ぎるので断念。



この後、数件この繰り返し。
繰り返すこのポリリズムとはまさにこのこと。
繰り返すこのポリリズムとはまさにこのこと。


心のなかのリトルフジイが叫びます。
「情熱は足りているか?」




結局、最初の方に訪れた食いつきがよかった店に行き再度交渉。

粘りに粘り、最終的には20ディルハム(240円)で売れました。


フライドポテトを3つ買えるレベルです。



モロッコ人との交渉はなかなか疲れましたが、いい経験となりました。

モノを買うときもそうやと思うけど、一回目はやはり客にとっては分の悪い値段を言ってきます。
(アジア、中東、モロッコなどお土産などモノに定価は基本的にないので交渉です。)

そこで安く買う、高く売るにはどうしたらいいかを考えたとき、店の人と仲良くなることが大事かなと。


そうするとかなりの確率でこちらにとってもいい交渉ができるはず。



雑に並べられたジーンズ。


今頃誰かの手に渡っているのだろうか?



【Today's music】
ギフト ET-KING




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