モロッコサッカー観戦＠カサブランカ。
簡単にモロッコサッカー情報紹介。
FIFAランクは８月現在、７５位。日本は３７位。
１９９８年のフランスW杯以降、W杯への出場はなし。
日本とモロッコは昨年のロンドンオリンピックで戦い、日本が１－０で勝利をおさめた。
そして今年の１２月にはクラブチームの世界一を決めるクラブワールドカップの開催地でもある。
ちなみに来年もモロッコ開催の模様。
ヨーロッパはすぐそこということもあるのか、モロッコはかなりサッカー熱が高い。
道行くモロッコ人はレアル、バルサなどヨーロッパの有名チームのユニフォームを着ている。
そんなモロッコ人は、こちらが日本人だと分かると「ホンダ」「カガワ」「ナガトモ」と陽気に声をかけてくる。時々「ナカータ」
そのなかでも耳を疑ったのが、「ガンバ大阪」とよく言っていたこと。
アジアチャンピオンにもなったことがあるし、２００８年のクラブワールドカップでマンチェスターユナイテッドに善戦していた印象が強いのだろうか。
他に知っている日本のチームは？と尋ねると、浦和レッズ、横浜Fマリノス、そして大宮アルディージャの名前があがった。まさかの大宮。
ちなみに「ウチダアツト知ってる？」と聞くと、
「・・・」
チャンピオンズリーグ一番出てるのに。
ちなみにマラケシュではまだレアルへの移籍が決まっていなかったベイルのユニフォームも売っていた。
さて、そんなモロッコサッカーリーグの観戦。
１９５６年年に創立され、一部には１６チーム。Wikipedia情報。
二部リーグもあるそう。
一部リーグ観戦。
ラジャ・カサブランカVSオリンピックサフィ
ラジャ・カサブランカは１０回の優勝を誇る強豪チームらしい。
最多は１２回のウィダード・カサブランカ。
宿で出会ったモロッコ人のおっさんの知り合いが迎えに来る。フラッグを貼って音楽ガンガン流してこれ以上なくうるさかった。アルファロメオ。
15分程でスタジアム到着。
チケットを買いに行ってもらう。
６０ディルハム。７２０円相当。
意外と高い。
買ったチケットはすぐ破られ捨てられる。
おっさんと。フランス語、アラビア語しか話せないので英語話せる人の通訳が必要っていう。
ホームチーム、ラジャ・カサブランカのグッズ。
やはりイスラム教の国らしくお祈りスペースも。
そして現れたのが意外と立派なスタジアム。ここまでいろんな国でサッカー観戦したけど、香港のピッチが一番ひどかった。
ラジャ・カサブランカのサポーター。
試合前から裸になり熱い声援を送っていた。
一方、アウェイチーム、オリンピックサフィのサポーター。かなり少ない。
メインスタンドはたくさんの人で埋め尽くされる。
見ての通り観客はほぼ男性。
見にくいが選手入場は右端の階段から。こんな入場初めてみた。
ハーフタイムにはリフティングをするパフォーマーも登場。
後半、同点に追いついたアウェイチーム、オリンピックサフィのサポーターはテンション上がって発煙筒を。
けむりで覆われるスタジアム。試合は何事もないかのように続く。
ラジャ・カサブランカのサポーターもテンションがあがったのか、花火を打ち上げる。
チームカラーの緑色の発煙筒。なんというこだわり。
入場の際に持ち物チェックがなかったから、なんでもありになる。
ちなみに持ち物チェックなかった国なんてなかった。
試合の方もサポーターに煽られたせいか荒れ模様。後半終了間際、オリンピック・サフィのゴールキーパーがラジャ・カサブランカ選手を突き飛ばしレッドカード。
試合は結局１－１のドロー。
簡単にモロッコサッカーの印象をまとめると・・・
一言で言えば一番物々しい雰囲気やった。
一緒に行ったモロッコ人でさえも危ないからちゃんと一緒にいろよ！と言っていたから。
サッカーのレベル的にはやはりヨーロッパに近いこともあるのか、そこそこレベル高いなと感じた。
アフリカ独特のリズムもあるし。
パスをよくつないでいたけど、両チームともゴール前での工夫が足りなかったかも。手詰まりになって結局サイドからクロスを送るばかりやったし。
日本人は珍しいのか、テレビにも映ってた模様。
ラジャ・カサブランカのちびっこサポーター。
試合後、フラッグを車に貼付ける一緒に行ったやつら。
モロッコのサッカー熱の高さは今まで旅したなかで一番かもね。
サッカーを通じて、ヨーロッパに近づいていることを実感したサッカー観戦やった。
【Today's music】
WOW WAR TONIGHT H Jungle With T
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