冬、外に出ると寒い。寒いことは嫌いだけど、寒い空気に身を包まれると、自分という人間の輪郭が普段以上にはっきり感じられます。

一人で歩いてるなあとか、何人で歩いてるなあとか、そんなことによってその輪郭や包む温度が変わる。

冬一人で歩くのは、他の季節のそれよりも1人感が増して、嫌いじゃない。


でも、やっぱり春よ来い。

歳を重ねると、もう新しい出会いも少ないし大きく何かが変わることも少ない。なんなら花粉症はつらい。

でも春は好き。

冬の間に止まっていたものが動き出す感じがするから。そして桜を見ると、それが人生何度目の桜であっても、毎年毎年等しくうれしくて、ずっと咲いていてほしいと思うんだ。でも散っちゃうから、愛しいんだ。


去年は2人で見に行った桜。

今年はひとりでカメラ連れて見にいくんだ。

強がりにしか聞こえないかもしれないけど、ときにはさみしい時もあるけど、私はいま幸せだよ。

ひとりの冬は寂しかったけど、すごく楽しかった。きっと春も、私は大切に過ごしていける。


あの日別れを受け入れたのは、あなたが幸せじゃなさそうに見えたから。幸せにしてあげれなかったとか言うとつらくなるから言わないけど。

ほんとうは一緒に幸せを見つけていきたかったけど、そうできなかったから、あなたはあなたで幸せであれ。祈っています。