こんにちは。


時々近況をお知らせしています、

長男のスポーツクライミング

その後です。

10月に高知で開催された、四国ジュニアカップ(ボルダリング)には不参加で、自信をなくしてモジモジしていた長男です。


今は、自分の登りに自信は無いけれど、
登るのが大好きだから、週に2回必ずジムに通い、一日4時間から5時間は登っています。
もっと長い日もあります。

もちろん休憩時間もそれなりに長いと思うけど、
大人のお兄様達に紛れて、「楽しく登る」という原点に戻って過ごしています。

リードは苦手だから、今はもう、無理にやらなくていいよって言いました。

私もせっかく覚えたビレイが出来ないのは歯痒いけれど、
今は息子が楽しく登るだけでOKとしました。

この境地に至るまでには、紆余曲折、色々あったけれど、
私も原点に立ち返れば、
子供がやりたい事を楽しくやる姿こそが、親が見たい子供の姿なんだと思い出しました。

選手にならなくていいし、
目指さなくていい。
楽しくクライミングして、
自分の登りに自信がついて、いつかその先に選手を目指す気になれば、その時に目指せば良くて。

それに、クライミングを通じて知り合った人達から、クライミングは決して選手になる事だけが目標ではない事も学びました。

今は子供だから将来を期待するしされるけれど、たくさんの道があって、クライミングに関わりながら楽しむ未来は限りなく裾野が広い事を知りました。


私もそう思ったら肩の荷が降りて楽になりました。
高い目標をかかげて一緒に頑張るのもやめました。

だからといって、頑張らないわけでは決して無くて。

今出来る事をさらに深めて、新しく出来る事を少しずつ増やしていく。
大人の先輩達とあーでもないこーでもないと楽しく登る中で、
新しい気付きもあるし、身につく事もある。
今まで使えなかった身体の使い方を覚えたり、ムーブを覚えたりする。


そんな日々を過ごすうちに、
長男は前よりももっと、クライミングが好きになっていました。

1日4時間も5時間も、ジムで飽きる事なく過ごせるようになった事が凄すぎて、びっくりします。

迎えに行ってもなかなか帰ろうともせずに、
大人の先輩達と楽しそうにしている姿に安心します。

(あんな生意気なちびっ子の相手をしてくださって、いつも感謝しかないです🥲)


そんな長男が先日、県の山岳連盟主催のボルダリングコンペに参戦しました。

高知の大会のときは、自信がなくて絶対に行かない!と頑なに拒んだ長男が、
自分から参加したいと意気込みました。
それだけ、自信が付いたということなのかな。


結果は、小学校低学年の部門で、
なんと一位になりました。

出場人数は少なかったのですけどね。。
競技が終わってみると皆んな、ほぼ同じレベルだったので、順位をつける為に最後は別課題でサドンデス。
二位の子とは僅差で一位を頂くことが出来ました。
まさに、ビギナーズラック。

でもね、この一位は本当にありがたい一位でした。
二位の子は悔しくて泣いてしまっていたけど、
うちは、たぶん二位になっても悔し涙どころか、二位になれたーやったー、って喜んで終わってたと思う。

一位になれたことで、自信を喪失していた長男に
自分の力を信じる気持ちがみなぎって、
頑張れば努力が報われる、という確かな手応えを感じ取ることが出来たはず。


まさにここからスタート。
頑張ればちゃんと力はつく。
力がつけば、結果もつく。
そんな、今後の自分に希望を感じられた尊い大会だったと思います。

関係者の皆さまや参加された皆様には心から感謝します。キラキラ



↑賞状と、一位の景品を頂きました。
(協賛のコンパスさんより❤︎)



↑頑張る長男に、今年のクリスマスプレゼントは
新しいクライミングシューズと、

ボルダリング用に欲しがっていた、大型のチョークバックを。ウインク



↑コンペ当日は良いお天気でした。



↑ドキドキ緊張。
見てる私の心臓が、飛び出そうでした。笑アセアセ




読んで下さってありがとうございました☆