土曜日は長男と2人で、雪の皿ヶ嶺に行きました。
皿ヶ嶺は麓から標高の高さごとに3箇所の登山口があって、1番下の「鉄塔」のところには、すでにズラリと6、7台程が駐車してありました。
夏タイヤのままなので道が凍結していたら、
「鉄塔」か、その上の「水の元」までしか上がれないかなーって思ってましたが、
意外にも1番上の登山口がある「風穴」まで上がれました。
駐車場までは雪も氷も全く無し。
道路脇に少しだけ。
しかしその上は一気に道路がガチガチ、原っぱも雪で真っ白です。
この雪景色に長男大喜び。
夏にイモリやヤゴやメダカを捕まえに来る池も
この通り凍ってます。
凍った池なんて久しぶりに見ました。
綺麗やなぁ〜。
長男は白く凍った世界に興奮してすでに満足げ。
山に登る気が無くなってます。
まだまだこれからなんですけどー!
夏に冷たい風が吹いてくるところです。
なんとか、少しずつ登ります。
ちょっと前まで落ち葉でいっぱいだった道が
今は雪でいっぱい。
こんな雪道歩けると思わなかったです。
下から見ても、お山が全然白く見えなかったのは、
地面は積雪があっても、木に雪や霧氷が無いからでした。
すぐに主尾根に上がりたかったので、いつもの急登コースへ。
長男が文句を言い出したので、一歩登るごとに休憩しながら、緩ーく進みます。
登りきったところで、とりあえずおやつ休憩です。
ここは引地山との分岐点です。
あわよくば引地山に足をのばそうと目論んでいたけれど、もう、それどころじゃないです。
「もう、降りよう!おれ、もう行かないからね!帰りたいんよ!」って、長男怒り出したー
しばらくここで問答すること数分。
あとから上がってきた女性が、「せっかく綺麗なのにもう降りたらもったいないよ!頑張れー」って応援してくださいました。
ほんとにその通り!
ここで帰ったらもったいない!
せっかく来たのに〜
それでも、またトラウマにさせたらいけないので、無理せず行けるところまで…とは思ってました。
長男が、どうしても帰りたいなら帰ってもいいかなって気もしたんです。
でも、登ってきた道が急な段差が続くので、雪やし、ここを降りるのは危ないんですよ。
ぐるっと周って、帰りは緩やかなルートで戻ってくるつもりだったのです。
とりあえずこの急登コースを戻るのであれば、絶対に滑って危ないので、
持ってきていた軽アイゼンを、長男の靴に取り付ける事にしました。
大人用なのですが、バンドで無段階調節出来るので装着出来ました。
土踏まずのところに取り付ける、6本爪の簡易アイゼンです。
ところが!
アイゼンを装着したら、長男君、急に面白くなってきちゃったみたいで!笑
ブツブツ文句言いつつも、この「面白い足」で
もう少し登ってみてもいいかなって気分になったようです。
単純〜
このあたりはアップダウンが穏やかなので、
お喋りしているうちにいつのまにか歩けていました。
やっぱりぜんぜん木々に霧氷が無いです。
2週間くらい前にきたときは、下から見たらお山が真っ白で、この辺り霧氷がすこーしあったな。
雪はゼロやったけど。
十字峠に着いたら、
長男は「バタン」出来る場所をウロウロと探していました。
いい場所が見つかったようです。
バタン
雪が、ぜんぜんフカフカじゃないから、
微妙〜
↑長男はどこでバタンしているでしょうか?笑
長男は、しばらく十字峠でバタンを繰り返し、
空を見上げてボーッとしてましたね。
山頂はもうすぐ。
少し登ったところから、松山がよく見える〜
空が澄んでるねー。
この辺りで常連のおじさんに会い、
未来のアルピニスト!と煽てられる長男。
こんなに文句言いながら歩くアルピニストはいない。
バタン。
雪固そうやな〜!
さて、山頂までは、あと3分で着きます。
なんだかんだでここまで歩いてこれた長男。
母ちゃん、息子の機嫌をとるのに疲れたよ。笑
長くなってきたので、続きますね