というわけで、上林峠に向かって稜線を進んで行きます。
美しい場所だけど、今は余裕がない。
行ったことのない道、緊張するな。
それに、皿ヶ嶺周辺ではたくさん人に会ったし、賑わっていたけど、こちらは静かで誰にも会わない。



突然階段が現れました。

あ、さっき水の元で会った怖いおじさんが、
確か「陣ヶ森なら階段を降りて行けばいい」って言ってたのを思い出しました。

なるほどー、これがその階段。



ん?
あれ?




なんか、この階段すごく長くない??滝汗



え!うそ!まだある。アセアセ

ちょっと待って。
危ないルート通れないから、
戻って来なくちゃいけないんだけど、
この鬼階段、またのぼるのー!?滝汗

ぎょえーゲロー




あーおそろしく一気に標高下げたわ。もやもや


階段降りながら、ずっと考えてましたよね。
帰りは危ないルート、通ったろか?って。
その道通れば陣ヶ森行った後、1時間でまっすぐ下山出来るやん。
鬼階段登らんでいいやん。

って、頭の中グルグル回ってましたけど、
その直後に、もう考えなくて大丈夫になりました。

なぜなら、上林峠に到着したら、
こうなってたからです。


左の道が、今降りてきた道。
右の道が、危ない道。



もう、通ったらいかんてロープしてあるじゃんね。

これ、くぐって通る勇気無いなー笑い泣き

怖いおじさん、あなたより、こっちの道の方が遥かに怖いです。
出会ってくれて、教えてくれてありがとうございました。(改めて!)
m(_ _)m



こんな感じで、通行が非常に困難ということです。
少しだけくぐってどんな道か確認しに行ってみました。
崩落箇所はまだ先ですが、
道の北側がかなり切り立っていて、
怖いおじさんが言っていたように、落ちたらまず助からないというのがわかりました。

なるほど。
これで諦めもついたので、帰りは鬼階段を上るぞ!
トレーニングだと思えば頑張れる!
…かも??笑い泣き



ということで、この三叉路が上林峠なのでした。



ちょっとだけ広くなってて、休憩出来ます。

ここはすぐ下に車道が通っていて、降りることも出来るようです。
時間によっては車道から帰ることも出来ますが、今日はまだ1時くらいやし、色々計算しても、登山道歩いて遅くても4時までには水の元に帰れる予定です。



あそこに見えてる電波塔のとこが、陣ヶ森。



陣ヶ森まで、もうすぐ。



なんか、倒木が多いな。



途中、白糸の滝に降りられる道があるらしいけど、
絶対迷いそうや!



綺麗な笹の道〜



うわー
電波塔の真横までやってきた!びっくり


フェンスに沿って進んでいく。



陣ヶ森から縦走路に続く分岐にやってきた。

こっから井内峠まで、行ける気がしないな…
父ちゃんに車で迎えにきて貰えば行けるのかな?


さぁ、今日の目的地、陣ヶ森はすぐそこです。

続く。