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ミュージシャンとしての活動の第一線からは距離を置いて、
タレント活動に軸足を置く日本のロッカーっていますよね。

例えば、大友康平は「フォルテシモ」を唄った人、
高橋ジョージは「ロード」で一世を風靡した人というのは、
世間でもそれなりに知られているでしょう。

しかし、ここ最近妙に露出が多い、ダイアモンド✡ユカイの存在は、
一体何者だと思っている人も多いような気がします。

これは、私がそう思っているのではなく、むしろ私はユカイの
全盛期を知っているだけに、逆にそう感じるのです。



ユカイがリードヴォーカルを務めていた「レッドウォリアーズ」は、
テレビ出演などの際の不遜な態度や、聴く人を選ぶ世界観など、
彼らなりのロックとしての様式美に拘っていたので、
人によって好き嫌いが大きく分かれると言ってもいいでしょう。

私は結構好きだったのですが、
少なくとも私の同級生の中では、
「反吐が出るほど嫌いだ」
と公言していた者が、二人おりました。

86年にメジャーデビューしたレッドウォリアーズは、
イカ天だのホコ天だのの、所謂「バンドブーム」の最中の89年、
「そんなのに付き合ってらんねーよ」
とでも言わんばかりに、解散しました(その後、何度か再結成しましたが)。

日本のミュージックシーンに、それなりの足跡を残し、
「バラとワイン」は和田アキ子、
「ルシアンヒルの上で」はGLAYがそれぞれカバーするなど、
今なお評価する人も多いバンドではあると思うのですが、
同年代に活躍したバンドの中では、世間の印象度という点においては、
やや埋もれた感があるのも否めないところです。

それだけに、二十余年の時を経て、よもやユカイが
「恐妻家タレント」としてブレイクするなど、夢にも思いませんでしたショック!




ユカイがレッドウォリアーズ解散直後、
「YUTAKA & LITTLE WING」名義でリリースした、
「Merry X'mas Again」です。

毎年この時期、一度は聴くようにしていますねクリスマスツリー