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営業トレーナー＆アンガーマネジメントコンサルタント
Office M＆Rの坂山一哉です。

最近、人前で褒められることが嫌という若者が多いと聞いた。
褒めることは悪いことではなく、
またここ数年は、褒めて育てなさいが主流だったと感じているのだが。

何故人前で褒められることを嫌うのか？
私なりに考えてみた。

褒めるとは、
「すぐれているとして、その人やことをよく言うこと」と、
ググれば書いてある。

幼い頃から、テストで良い点を取れば、
「良くやった！」と褒められた方も多いだろう。

仕事でも同様、
私は営業マンだったので、目標が達成したりすると、
「今年もよく頑張ってくれた」と言われたものだ。

褒められると嬉しいものであり、また次に頑張ろうと思うのは当然であり、
とても大事なことなのである。

しかし何でもかんでも褒めることはどうなのか？
こういう方がいらっしゃった。
「褒めるようにしています。会社からも褒めなさいと言われているから。」と。

そこで私は聞いてみた。
「叱らないのですか？」と。

すると、
「いや、ほとんどないですね。だって叱って雰囲気悪くなるのも嫌だし、それよりも良いところを見つけてあげた方がその方のためにもなると思っているので」と。

そうか！
叱らないのか！と私は思ったのです。

そこで別の機会に若い営業マンと話をする機会があったので尋ねてみた。
「褒められことに抵抗ありますか？」と。

するとこの彼の上司もあまり怒らない、叱らないらしい。
それよりも結構褒めてくれるそうだ。
しかし彼から出てきた一言。
「それ良いね。とか良く頑張ったな！って言ってくれるのは嬉しいですが、
それって本当に思っているのか？
なんでもOK的に言ってくれるけど、どうなの？って思ってしまうこともあります」と言ったのです。

さらに「人前で褒められることはどう思うか？」と尋ねたところ、
「私は嬉しいですけど、でもさっきのように、何でもかんでもっていうのはどうかなって思います。なんか自分だけ特別扱いされているようで・・・」

彼の話を聞き思ったこと。
褒め方も叱り方も知らないだなと。

褒めているようでも、一人だけエコひいき的になっては、
人前で褒められるのも嫌ですよね。

逆に叱るのも同じ。
まあ叱れない上司が増えているということにも言えますが、
叱り方を知らないから叱れないのであって、叱るよりも褒めておこう！ってなっているのも一つの要因なんだろうな！って思いました。

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