2019年5月16日木曜日

 

 きょうから4月に納車された新しい家族、BMW320i Mスポーツ(G20)の記録をつけることにする。身辺が忙しくて、記録しようとしてきたが、やっと立ち上げられた。

 先代の320i(F30)のMスポーツも相当よい車で手放したくないほど。5年での買い換えにはかなり迷ったが、いまとなってはとてもよい選択だった。

 

 (左がF30。右が納車されたG20。結構大きくなった=ディーラーで)

 

 とりわけ、安全性の飛躍的向上、エンジンの進化、インテリア部分の使い勝手の良さは特筆すべきものがある。詳しいことは専門家が書いているだろうから別にして、50代の素人ドライバーが感じる違いなどを時間のあるときに記していこうと思う。

 

【燃費など】

  1カ月点検では特に問題は見つからなかった。走行距離は2000キロ弱。高速走行で300キロほど。残りは街中。平均的な燃費は9-10キロ/リットル。F30とほとんど変わらない。燃料タンク容量も60リットル→59リットルと大差ない。

 

 購入にあたり、6月に日本で発売されるとみられるディーゼルを待つかどうか、迷った。燃費、燃料費、環境問題。F30の車検はすでに1月に済ませていたのでどのみち、下取りは大差がない。

 

 だが、ディーラーで新型5シリーズのディーゼル523に乗せてもらって決断した。こんな出足が悪いエンジンはBMWじゃない。いや、出足といっても1秒ぐらいの話だ、トルクはディーゼルの方が太いからいったん、加速に入れば速い。だが、踏んだ直後の話。ディーゼルのレスポンスの悪さにガッカリ。こんなもんか。この瞬間にガソリン継続を決めた。

 

 F30もガソリンだったが、その前に乗っていたE83(X3初期型・2.5リットル) の6気筒24バルブ・ノーマルアスピレーションのフィーリングとサウンドがあまりによすぎて、「環境」の名を借りたコストダウンのような4気筒16バルブ・ツインターボはペラペラなエンジンであった。「シルキーシックスを捨ててこれかよ」みたいな。ディーゼルでもないのになんだかカラカラ音もした。加速までのフィーリングはもちろん、ディーゼルよりは遙かによかったが。

(右はその前に載っていたE83。8年10万キロ乗った。エンジンは抜群だった。)

 

 それが今回のG20のエンジンは同じ4発ながら飛躍的によくなった。音、反応、加速。当初、330と迷ったが、まったく不要な320デチューン。スポーツモードはよりすさまじく、とても気持ちがよい。

 

 

【キドニーグリルを交換】

フロントのキドニーをすでにドイツで発売されているMパフォーマンスのブラックに替えてもらった。当然、まだ、正規ディーラーでは販売していないのでBMWなどのパーツを販売しているお店(ライトカンパニー・https://wright-company.net/)から購入、ディーラーに持ち込んで取り付けてもらった。ライトカンパニーの社長は大のBMW好きで親身に相談に乗っていただいた。

 

 

 もっとも、ポルティマオブルー・メタリックの専用色にブラックのキドニーは、妻に言わせれば「シルバーの方が上品」とのことで「これが3万円?!」とあきれています。

 

 このキドニーグリル。F30と大きく違うのは、新しい7シリーズ(G11)、新型5シリーズ(G30)と同じ「アクティブ・エア・ストリーム」が採用されていること。普段はグリルの間が閉まっていて中は見えない。「空気が必要な時(熱い時とかなのだろうか)だけ、自動で開きます」と説明された。

 

 F30では専用色以外、ほとんど、Mっぽくなかったので、今回はさまざまな自己満足パーツをつけようとしているのだが、このアクティブ・エア・ストリームの形状のせいで、街中でよく見かけるMスポーツのバッジを取り付けることができない。そんなことはどうでもいいか。