昨日2月4日は、暦の上での立春でした。
1年を24等分した「二十四節気」における一つ目の節気が立春となり、暦の上ではこの日から春はスタートするとされています。
ちなみに2022年の立夏は5月5日という事で、この日までが春という事になります。
私が住んでいる地域では、今日も北風が強く冷たくてまだまだ寒い日が続いています。ですが、夜明けもだんだんと早くなり、また気が付けば夕暮れも随分と遅くなって太陽の陽だまりではホカホカと春のぬくもりを感じるようになってきました。
手前は利根川、奥に見えるのは赤城山。赤城山から南東部へ、通称”赤城颪”と呼ばれる乾燥した冷たい北風が吹く。
さて、今日は妻からお買い物を頼まれたので車でお出かけしてきました。
”深谷ネギ”です。
冬野菜全般に言えることですが、寒さに当たった野菜は本当に甘くておいしい。これは、野菜自身が寒さで凍ってしまわないように自身の細胞にたくさんの”糖”を蓄えるためだそうです。
立春まで外の寒さに耐え、細胞にしっかりと糖分を蓄えた”深谷ネギ”をゲットしに行ってきました。
根の白い部分を食す“根深ネギ”。今時期の”深谷ネギ”の糖度はミカンなどに匹敵する10度~15度前後となり、根の部分が長く繊維がきめ細かく柔らかいことが特徴。
見るからに甘くておいしそうです。
「この時期の”深谷ネギ”をすき焼きに入れるなら、割り下に砂糖は必要ない。」なんて、謳い文句もあるそうですから早く食べたいです。
帰り道、のどかな田んぼ道を走っていると、
「鴨が葱を背負って来る」
え、マジ!!
それは冗談ですが、
鴨ではなく、おそらく”アオサギ“がいらっしゃいました。縁起がいいです。
古代ヨーロッパではフェニックスの由来となる鳥”ベヌウ”とされていて、神のように崇拝されていたそうです。
しかーし、”アオサギ“に出会えて縁起がいいなんて思っていたら、その後あわや大事故に巻き込まれる寸前の出来事がありました…。
ちょっと細い片側一車線の道路を走行中でした。
反対車線からやってきた、おベンツSUV様が、
ご親切に歩道側にかなり寄って走ってました…、
が、次の瞬間…、
縁石に乗り上げ、ジャンピングして跳ね上がり、
片輪走行で私の方へ走ってくるじゃあ~りませんか。
横転で、私と正面衝突かーー!!なぜなぜーー!!なぜ私なのー―っ!!
と、息をのんだ瞬間!!
おベンツSUV様は浮いた片輪側にバランスを取り戻し、無事に着地しました。
バウンッバウンッ弾みながらすれ違っていきました…。
怖かったです…。。
久々の時間が止まった瞬間でした。
”アオサギ“さん、ありがとうございました。