なまえについて | ブルームーンカルテットの「サランヘヨ、神戸」

なまえについて

富永です。

この前、仙台公演後の打ち上げにて。
kooだったのをBBBB黒組退団のタイミングにkoに変えた黄君、主席とも名乗っているが主に「こ~ちゃん」と呼ばれることの多い彼に対して、宴の盛り上がりの最中にベースの工藤精君が突然「けいちゃん」と呼んだ。
ご満悦で「keiです!」とほほ笑むこ~ちゃんを見ていて名前なんてなんでもいいんだなぁと思った。いっそのことワタクシもmieと名乗っても良いとも思った。

 そういえばワタクシは富永だが、関西時代は「とみさん」がメインネームで、先輩からは「とみちゃん」と呼ばれていた。その後、江戸暮らしになるとなぜか「とみやん」と呼ばれるようになったのだが最初はなかなか馴染まなかったのを覚えている。しかしこういった愛称のあることは喜ぶべきで、人気商売を営んでいるとこれだけで愛されている気がするので次第に嬉しくなっていったのだが、年齢とともに見た目の威圧感が強くなるにつれ「とみやん」から、「とみやんさん」に変化して行った。しかし、何でも「さん」を付けたらええと言うもんではない。高校の同級生で「上林君」という子がいた。彼はみんなから「うえ公」と呼ばれていて、気に行っていなかったのでグレたら廻りに相当怖がられて今度は「うえ公さん」と呼ばれ始めた。しかしもっとグレた(半分暴力団みたいな状態)同級生から、「公」が「ハム」に見えるので「うえハムさん」と呼ばれるようになったしばらくしたら彼は高校を中退してしまった。

だからむやみに「さん」をつければいいというものではないね~。「ハム」も駄目だね~。

「やん」を抜いて再び「とみさん」それも「み」に強いアクセントが付く関西風がやはり耳慣れていますが・・・。

平仮名ならいいがカタカナになると「トミヤンサン」・・・。「トムヤムクン」に似てなくもない。ちなみにタイランドには行ったことがありません。
そして有限会社パライット(banbanbazarのこと)退社を機にワタクシもなにか新しい愛称でもと考えてみる。

料理をするときは「トミー・ヤン」で統一しようかとか、密造酒製造のときは「富永酒造」、間違えられて仕事でも貰えそうなことを期待して「ヤン富永」。どうも安い。これはどうだ、「ヒロ・トミナガ」、絵は描けないので嘘はイカん。それに日系人でもないのに「ユキ・アリマサ」と名乗るピアニストとおなじ発想というのもいかがなものかと。

 こんな年になって呼称について考えるようになったのはきっと幼少期のイタズラの罰が当っているのだ。
転校生に愛称をつけることに生きがいを感じていたワタクシは、勝田君という子に「清隆」とつけて先生にこっぴどく叱られたことや、大久保君に「清」とつけてPTAで問題になったことがある。全く悪気は全くなかったのだが・・・。まぁ怒られて当然です!。梅川君という生徒が居なくてよかったとホッとしますね。昭和犯罪史をこよなく愛しています。

 富永という名前の有名人がいるといいのかもしてないと思って調べてみると、最近は富永愛ばかりですね。お、思いついた「アイ富永」どうだろうか。名ドラマー&ヴォーカリスト、クリエーションやカーナビーツで有名な「アイ高野(故人)」みたいでかっこいい!けれど根拠が無さ過ぎて却下。お前の~すべ~て~♪

まぁ「とみやん」で今後ともよろしく!!
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