主席だより 札幌の四人組 | ブルームーンカルテットの「サランヘヨ、神戸」

主席だより 札幌の四人組

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昨夜の札幌でのはしゃぎっぷりといったら。東京に一時帰国したいま現在、まだ
ぜんぜん使い物になっていない自分が笑える。
まずは札幌MOLEでの店の周年イベント。うるわしのバンバンバザールと十津川、
沼田ときてこの日の札幌で5日間の行程で北海道最後の夜となるブラックさん一行
の、数年前の下北沢音楽祭以来の対バンである。これが楽しくなくてなにが楽し
いのだろう。 しかもブラックボトムブラスバンドの創始者、ミッチーも時を同じ
く札幌にいるのだ。 前日には富永、黒川両同志と、熱いライブを繰り広げていた
のである。 お膳立てはもはや完璧である。
イベントが始まって、友達と連れ立ってやってきたミッチーと談笑したり、遊び
にきてくれた北海道の最高のスカバンド、髭楽団の面々と再会を喜んだりしてい
るうちにバンバンバザールの演奏がはじまる。 最初は三人でゆったりとはじま
り、中盤くらいから木村同志も参加。私がゆうのもなんだが、水を得た魚のよう
な叩きっぷりである。ところでブラックさんのライブ中に、ヤッシー君が指摘さ
れたように、バンバンバザールのときはメガネ、ブラックさんのときはコンタク
ト、と、木村同志はひそかに変身していたのだ。そういえばそうだね、といまさ
ら気付く。
これまた私がいうのもなんだが、バンバンバザールの「情熱のありか」はとても
いい曲である。去年の年末の神戸チキンジョージで聴いて以来、なんていい曲な
んだ、と感動してライブがおわってから福島社長に、あの曲ほんとにいい曲です
ねえ!と、会うたびに毎回言っているような気がするが、何度いってもまた言い
たくなるくらいいい曲なのである。
おおいに盛り上がったブラックさんのアンコールセッションでミッチーも登場。
バンバンバザールとみんなで大円団である。この日はモンキー君のバースデイと
いうことでハッピーバースデイを演奏する。彼は前日、「もう37か…と思った
ら、次は36だったので、ちょっと得した気がする。」というおちゃめなことを
言った。 イベントが終わって片付けも終えたのち、記念すべきブルームーンカ
ルテット、札幌デビューである。なんなんだろうか、この体力は。 バディバディ
はまるままニューオリンズの飲み屋のような作りの素晴らしくかっこいいお店。
この日はムーニーさんのルーツ音楽祭で、我々が店に到着した時間はまさに佳境
で、湯気がたつほどの熱気である。やがて本編終了後のセッションタイムをお借
りしての、我々ブルームーンカルテットの顔見せ興業であった。

いやー、めちゃめちゃ楽しかったっす!
場所を与えてくださったムーニーさん、そして福島社長への感謝!

いままでのたらたらした文章にくらべてなんだその短い感想は、とおこられそう
だが、酒そしてムードにすっかり舞い上がって、もう、それしか言えなくてごめ
ん。
三時をまわったところでバディバディを後にし、ブルームーンカルテットと福島
社長、またはバンバンバザールの皆さんと私で、なぜか「世界の山ちゃん」
へ。 閉店の4時まで、うひょうひょいいながら食べたり飲んだりする。ひとつ気
づいたことは、このブログ上で黒川同志よく自身が飲んでいる状況を楽しくレ
ポートされていて、ほとんど句読点、あるいはそれ以上の割合で〓のマークがで
ていて、飲んだ数をカウントできるようになっている。しかし実際に一緒に飲ん
でみると、実際はそれどころの量ではないかもしれない、ということである。

来年もこんなふうに、いいタイミングでライブができますように。

写真はバディバディでの演奏風景。主席、こんなに額ひろかったっけ。