ドミノ

過去に娘を誘拐された刑事は、ある事件で「以前見かけた事があるような男」と遭遇する。半端ないヒプノティックを操るその男を追う内に、刑事自身も知らない彼の真実も明らかになっていくSFスリラー作品。

予測できない展開がドミノ倒しになって、最後には真実に辿り着く。

面白いけど展開を付け足し過ぎていて、ちょっとまとまりがなかったかな。


  ライト/オフ


電気が苦手なメンヘラお化けが暴れ回るホラー映画。

ジャンプスケアがめちゃめちゃ派手で怖かった。映像は暗闇という人間の根源的な恐怖に訴えかけてくるようで、驚かせてくるような場面ではないと分かっていても、暗闇があるとちょっと警戒してしまった。

光と影の使い方がマジで上手くて、ホラーが苦手な私に大変な恐怖を与えた。


  フロッグ


とある郊外で、過去に起きたものと同一と思われる、男児誘拐事件が発生。事件を捜査する刑事の家で、不可解な現象が頻発。予測できない展開が過去と現在をリンクさせ、隠された真実が見えてくる…といった内容。

不気味ながらも美しい映像や音楽、どんでん返しの結末が頭に残る佳作。


  ランペイジ 巨獣大乱闘


とある実験薬を摂取してしまった動物たちが、巨大化&凶暴化して街を蹂躙する怪獣映画。

ロック様が主演・製作総指揮を取るだけあって、あまりにもアメリカンなおバカアクション作品。でもB級っぽいタイトルの割にCGや映像等はしっかりしていて、巨獣達が暴れ回るシーンは中々の迫力。

頭空っぽにして観る分には楽しめる。


  コンジアム


CNNが選んだ世界7大禁断の地に選ばれた、コンジアム精神病院を舞台としたホラー映画。RECやアンフレンデッドのような、ハンディカム及びPCカメラを用いたPOV形式の作品。

暗く不衛生な廃墟病院はそれだけで雰囲気があり、予算が少ないだろうに終盤以降の畳み掛けるような恐怖演出は中々に怖い。


  ドント・ハングアップ

電話でイタズラする動画をアップする学生配信者たちが、逆に電話でイタズラ()されるホラー映画。

モラルのない人間が発信力を手に入れた先にどういった目に遭うのか、現代の配信者やインフルエンサーへの教訓とも言える作品。

私個人としては、正直言って痛快だったよ。


  クワイエット・プレイス DAY1


音を出したら即死するアレの前日譚。人肉を求めてニューヨークに落下した例のE.Tと、ピザを求めてニューヨークを彷徨う詩人との交流(生死を賭けた)を描いた作品。

やっぱりこのシリーズで一番目を引くのって、エイリアンのビジュアルだと思う。

何度見ても不気味。


  死霊伝説 呪われた町


小さな町を襲う吸血鬼の恐怖と、恐怖に包まれていく住民達の様子を描いたホラー作品。

原作はキングで、これをオマージュした小野不由美の屍鬼を読んだ事があるのだが、内容や設定はそれとほぼ同じ。

使い古されたテーマだけど、演出はそこそこ怖い。