このブログを始めたころはラーメン食べ歩きを中心とするグルメブログにする予定だったのですが、ある理由でラーメンを食べることが憚れるようになってしまったので(これも本がきっかけで、機会があれば本を紹介するよ)、読書の方が盛んになったので書評ブログに変えることになったブログ。。。。
早速、紹介するよ。
今回、読んだのは
既に社会人になって数年目に差し掛かりますが、もう一度気持ちを入れなおす意味でも一読しました。
(他の読書本で紹介があり、書店でたまたま文庫本化されていたのを発見したのがきっかけの真実ですが。。。。)
凄く目新しいことが、本書からえられたかというとそうでもないのですが、改めて自分の今の仕事を振り返る良い機会になる本かと思います。
内容としては、大きく分けて2つ
①作者がリッツ・カールトン大阪の開業から辞めるまでに、ホテルマンとして世界最高水準のサービスを提供する現場から学び取った仕事の本質について
②辞めた後、独立開業してリッツ・カールトンで学んだことがいかに役立っているか。また、リッツ・カールトンをやめたからこそ新たに学べたこと等
特にこれが印象的だったってことは無いですが(リッツ・カールトンのサービスの事例は印象的なものでしたが)、経営学視点で会社として持続的に組織が成長できるシステムがリッツ・カールトンには整っているなと思いましたね。
(もちろん、世界でも屈指のホテルなんで当然のことなんでしょうけど)
例えば、
・世界最高水準のサービスを提供するホテルの一員(プロ)として、一人ひとりに一定の裁量を与え、考えて行動が出来る環境及び組織風土
・職務に関係なく、ホテルで働く従業員全員が会社の経営理念(クレド)について真剣に向き合い、どんな状況に陥ってそれに従って行動できる経営理念浸透の仕組み
等々
大学時代、競争優位の源泉は組織能力にあると単位稼ぎで受けに行った経営学の教授(当時は准教授)から教わったザ・組織能力って感じの事例でしたね。
結局、一般的なサービス業はある程度オペレーションマニュアルがある中で、リッツ・カールトンではオペレーションマニュアルの向こう側にあるものを自分なりに考えて、顧客それぞれに合わせた最高のサービスを提供・工夫するかということが求められているということでした。
どんな仕事であれ一人で完結する仕事は無く、仕事が大きくなるにつれて関係者が増えていく中で、関係者が高いパフォーマンスを発揮するには自分の今の役割・求めらているものは何かを真剣に考えることの重要性は、どんな仕事でも言えるのではないかと思いました。
加えて、経営理念が関係者に浸透していると、お互いが共通のベクトルを持って行動することになり、仕事もスムーズでパフォーマンスも高くなるということなんでしょう。
自己啓発本的な要素もありつつ、独立開業を考える向けの経営学的な要素もあり、会社員だけでなく自営の人にもお勧めです。
最後に、これを読むと高い料金払っても一度はリッツ・カールトンに泊ってみたくなりますね(笑)。
ちなみに、小職は大阪出身で実家は大阪にあります。。。