今朝、起きたら首を寝違えてた。
なんともけだるい目覚め。

目覚めにはいろんな種類あるけど、夢の延長みたいなぼやーっとした目覚めがすき。ってかその方がかなり残る。

ECCのCM見てたら突如思い出したのは、6年前の中国での目覚め。
寮生活の朝は早く、7時から太極拳が始まるので6時起き。
慣れてくるとアラームより早めに目覚めるようになったけど、目覚めのきっかけはもう一つあった。
英語科の学生、女子2人が、寮裏のでっかい木の下に座り込んで、教科書を読み込んでるんだ。
最初は読経かと。でも、これから暑くなるぞっという夏の朝、かすかながらもよく通る英語は、寝ぼけ頭に驚くほどなじんで、1日の始まりと強烈な日差しと、チャイナパワーを感じさせた。

彼女たちはどうしているだろう。

朝の風景、音や匂い、ほこりっぽい街、寮からの下り坂と道々の商店。

とめどなく蘇る記憶のかけらたち。

月日は経ったけど、不思議とつながっている、気がする。

いつ帰ってくる?とは、今日で帰国すると告げた売店のおばちゃんに言われた言葉。

不太清楚…(わからない)

でもきっとまた来ます。

その気持ちは今も変わらないや。