小学館 フラワーコミックスチューリップ赤

小玉ユキ
只今4巻まで発売中。

ゲオで借りたらハマって購入に至るキラキラ

時代は1966年。はっきり書いてはいないけど、『九州』『米兵がいっぱい』『八千草薫さんにしゃべってもらいたいイントネーション』からもう断定済みで、長崎だろニコニコ

方言が心地良いし、セリフのフォントが柔らかい長崎弁にぴったり。な上に、主人公が好きなジャズが似合うし、何より人物描写とキャラ設定が秀逸◎

都会からの転校生・薫(男子)がケンカっぱやい千太郎とレコード店の娘・律子の幼なじみコンビに出会って、ジャズや初めての友情を知って…

単なる高校生青春物語に終わらず、薫が暮らす叔父家族の家に居場所が無いこと、奔放に生きているように見える千太郎も実は父親が米兵という生い立ちで大人から蔑まれて育ったこと、そしてジャズを通じて2人に芽生える友情ビックリマーク

作者…200パー女性とに、男同士の友情がなんでこがん描けるとやろか。
思わず長崎弁クローバー

知らないうちに友達で、何でも分かり合えるし、うれしいことは2倍。かなしいことは半分こ。向こうになかよしができたらなんかぽっかりするし、励ますのに言葉はいらない。ケンカしてもどやって謝るかで悩むよね、お互い。

一言で表すと
きらきら。

今一番推すマンガ。