日本での生活が始まりましたが、しり切れとんぼ的に海外生活の終わりを迎えたので、最後に上海生活を振り返っておきたいと思います。
7年の海外生活は
2年ワクワクドキドキ、2年倦怠期、2年復活&充実期、1年暇期…でした。
上海は最後の暇期。
これまでの人生の中で、こんなにも誰とも接触しない一年だったことはありません。
最初の数ヶ月のうちに、お茶飲み友達すら作る気が失せてしまいました。
香港でのお花の生徒さんで、初めてこられた時に、
「1ヶ月ぶりに日本人女性とお話しします!」
と言った方がいらっしゃいました。
また香港に数年住んでいる人で、「私本当に友達いないの!」 と言った方が何人かいらっしゃいました。
彼女達はお子さんのいない方、また子供が大きくなって手が離れた方でした。
当時の私は、子供関係であったり、マンションにも日本人が多く住んでたりして、また生徒さんもレッスンに来られるので、人を恋しく思うことはなかったのですが、上海に住んで上記の方々の気持ちがよくわかりました。
煩わしい事がなくていいじゃん!
っていう意見もありますが、人は殻に篭ればこもるほど、人との接触の仕方がわからなくなる、コミュニケーション能力が下がる、人に声をかけるのが怖くなる…
元来人見知りだった私ですが、香港で鍛えられ、誰とでもお話しできるスキルを身につけ、深く知らない人との時間も苦痛に感じず、その人のことを知る絶好の機会だと考えることができていたのですが、この1年で元に戻ってしまった感じです。
これから日本の生活の始まりは、また誰も知らない土地。正直しんどいなって思いますが、しばらく?この先ずっと?かわかりませんが、当分日本にいるので、ゆっくり生活地盤、人脈も作っていけたらなって思ってます。
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