宇佐美りん かか宇佐美りん かか 男のことで一喜一憂したり 泣き叫んだりするような女にはなりたくない 誰かのお嫁にも かかにもなりたない 女に生まれついた この悔しさが 悲しみが おまいにはわからんのよ 十代の感受性の強さが 表に出た そして 妄想が妄想を呼び とてつもない世界に入っていく 面白い本であった もう一冊 読んでみよう 田尻栄子