脱カフェインの巻でも触れた、“めまい”のせいで、会社を辞めることとなる私は、
各地を転々とする旦那様について、
その土地を満喫する生活を送っていた。
そして、妊娠発覚の3ヶ月前から滞在していたのが
「京都」![]()
そして、病んでいた私が最も癒されたのが、
お庭。![]()
目がまわっていない時を見計らっては近場のお庭に向かう。
そして、ひたすら時間を気にせずに
ぼおおおおお・・・・・・・・・・・
と庭を見ていた。
ぼおおおお・・・・。
なにも考えたくない。
ぼおおお・・・・・・・・
考えると、涙がでてしまう。
私、なにやってるんだろう・・・。
今までなんで頑張ってきたんだろう・・・。
子どもが生まれる前に、キャリアを作らなきゃ何の意味もないじゃん。
ていうか、このまま子どももできるのかな・・・。
目の前で真っ赤に染まった紅葉が、涙でにじむ。
(今思うと、病んでたなー、と思う。
まさに、健康は精神は健康な肉体に宿る、である)
生命力あるよなぁ・・・・。
これ、また全部散って、来年の春、また新しい葉っぱがでるんだもんな。
あぁ、きれいだな・・・ぼおおお・・・・・・・・・・・・・・・・・。
「山田さん、山田さん、こっち!ほら!みてみて、きれいやねぇ-。
あら、ここってお茶出してくれるんと違う?
風情やねー。」
スピーカーつけてるのか?と思うほどの声で話すおばちゃんの声
おばちゃん団体がいなくなって、
「こら!走りなさんな!」
怒鳴る家族連れがいなくなっても
まだ、私は庭の片隅に座り込んで、ぼおおっとその造形美に見入っていた。
「きれいー・・・・」
ただひたすら、お庭の美しさに感動できるようになってくると
少しずつ、癒されていくのも感じられる気がした。
妊娠するには、心の平穏も大事らしいことを、
私は妊娠の後に知る。