雪組おつかれさまでした!! | モンタギュー家の執務室

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ロミジュリから礼真琴をひたすら崇めている星担。地方民なので配信多め。
宝塚とエンタメ全般について綴ります。

雪組千秋楽LIVE配信視聴しました。

ドイル感想(タイトルながいっ)

宝塚でもなかなか無いほどのhappy lovelyミュージカルがこのタイミングで上演されたことに感謝!


コナン・ドイル主人公のシャーロック・ホームズ番外編少女マンガver.でした。

シャーロックはカンパーバッチのを好きで見てたくらいで読んだことない私でも十分楽しめるストーリー、でもエピソード知ってた方がここをこう使うのね(滝壺辺り)の工夫が分かるから面白いかも。


本当に他愛ないお話かつスロー展開で、ごちゃごちゃ考えることもなく、華やかなミュージカル部分をのんびりした気分で楽しめる。

こういうのでいいんじゃないかな?

原作付きや、既存の作品にインスパイアされた物語だと、予習とかした方がいいの?てなりがちだけど実際、予習は苦しいと思うの。みんな忙しいのに。


物語の流れもストンと納得できるし、これまでの生田作品の中で一番馴染みやすくて好みでした。


ドイル咲ちゃんはポスターの雰囲気通り、明るくコミカルで素敵。上手くハマってたと思う。

ドイル奥様の夢白ちゃん可愛い!!

銀行強盗も当たり役だったけど、こういう天然happyな役もかなり合ってる。

このカップルがラブラブラブ……で生田ご馳走様。そうだよね、新婚生活楽しいよね。

しかしこんなに惚気る?幸せアピールが眩しいです。


ホームズ000号あーさはビジュアル爆発だし(ラップ思ったより長かった)なんといっても編集長和希そらですよ!

美声、セクシー、見せ場たっぷりでカッコいい!

世界中の和希そらファン、涙で前が見えないやつかよ。


教授あがちんが意外な役で、始め気付かなかった。

沢山のホームズや、ドイル家族など、役が沢山あってそれぞれ見せ場しっかりの良き宝塚歌劇でした。


フローズン・ホリディ感想。

雪組100周年でクリスマス、分かりやすい。


ゴンドラからの世界の国からこんにちわ的なオープニングで、ヅカオタなら野口ショーだってすぐ分かる。

ゴージャスで、夢があって、アニバーサリーらしい力作。宝塚の魅力がたっぷり詰まってる。


そして、これ以上無いくらいの餞別場面を与えられた和希そら輝いてます。

ソロの『ママがサンタにキスをした』素晴らしいし、踊らせるとやっぱり礼真琴が過ぎるよね、とかいちいち素敵でかえって寂しくなる。


構成が、トップコンビのデュエダンでは無く、さきそらダンスからのパレードだったし、そういう思わせぶりな部分がたっぷりのショーでもありました。


言葉を選んだそれぞれの挨拶は、どんな状況でも、タカラジェンヌとファンの間には共有する気持ちがあることを実感させられたし、幾度も繰り返す、東京公演を楽しみにしていてほしい、というメッセージをもう信じるしかない。


幕が開いた以上は応援したい、そこに後ろめたい気持ちを持たぬよう、劇団はタカラジェンヌの健康に責任を持ってほしいです。


何があろうと、舞台上でキラキラ輝く雪組生を見てると、その先に待ち受ける辛い現実も、どうか傷つく人が最小限の方向へソフトランディングしてほしいと願わずにいられません。