以前からずっと考えていたこと、それは

「自分たちに何かあった時、引き続き愛犬が幸せに暮らしていけるようにしておくにはどうすればいいか」

ペット信託や保護団体のサポートなど、以前から色々調べていたのですが、この度司法書士さんを紹介してもらい、まずは電話でご相談しました。

 

・犬の飼育経験があり、ハルノ店長も良く知っている昔からの友人にお願いしようと思っていること(友人にも承諾済み)。

その際に飼育費用を遺したいこと。

・しかし友人も状況により引き受けられない場合があるかも知れず、その際はどうすれば良いか

・次に考えている保護団体も幾つかあるが、保護団体もその時に存在しているかどうか分からず不安なこと

 

遠野なぎこさんは生前、「自分に何かあったら愛猫をお願いしたい」と友人に話していたようで、毎日更新していたブログがある日から途絶えてしまい、ご友人も連絡がつかないことを心配しSNSで発信、最終的には無事に猫ちゃんを引き取ることが出来たそうです。有名人で注目度が高いこともあり早期に情報が拡散されましたが、一般の方はなかなかそうはいきません。

 

司法書士の先生も「一番難しいのは何かあった時に、誰にどうやって知らせるか」とおっしゃっていました。早めに遺言状を作成しその内容にペットのことを示しておく(所有権)ことは出来るそうです。最も多いのは「何も決めていない」人。その後ペットが親戚に保健所に持ち込まれたり、ずっと放置されていたりというのをSNSなどで見かけるたびに胸が痛みます。しかしこのまま何もしないでおけば、我が家も同じことになりかねません。

 

職業柄、年齢問わず突然病気になった方と接することも多いです。病気になる前後でどう違うかは、普段からの人付き合いや様々な経験をしてきたかどうかでかなりQOL(生活の質)が変わってくるように思います。

お話を伺っていていつも意欲や前向きさ、受容して工夫しながらやっておられる点に「自分だったらこんな風に生きていけるだろうか?」と考えるばかりです。

 

来年の目標としては「ハルノが安心して暮らし続けられるよう準備する」こと、飼い主様の「何かあった時に、誰にどうやって知らせるか」に役立てるようどうすれば良いかを考えること、計画中の「地域のお散歩ボランティア」または「ハルノ店長と行う外出支援」「犬と接する機会がめっきり減ってしまった方に対する支援」などです。

お散歩ボランティアについては近々相談を予定していますので、また進捗などご報告していきます(*^_^*)

 

愛犬を守るため、そして全ての犬たちが幸せに暮らすためにどうすればいいか、引き続き考えていきたいと思います。