斎藤 孝
子どもたちはなぜキレるのか
子供たちはなぜキレルのか
キレルとかプッツンする現象は九十年代から台頭してきた。
これは日本的な身体文化、つまり腹にためてぐっと我慢してこらえるという文化の廃れである。
著者は現代の若者をテコにして日本文化の原点回帰を夢見るのだ
では、僕たち親が出来ることは何だろうと思う。
著者は「肚文化」を奨励する。カッときたときに、腹に力を入れて我慢するという日本の文化のことである。
しかし、先ずは実践するのは親たちからではないのか。 子どもにとって親が最初の世界である以上、親のまねをして育つのは当たり前である。
 
だからこそ、こらえるという「肚文化」は僕たち親がしなければ行けないことなのだ。
飲み屋でケンカする中年オヤジ
電車の中でのいざこざ
テレビ討論で見かける瞬間湯沸かし器のような誹謗中傷

キレているのは子ども親たちなのです!