יהוה
初めに
ことばがあった。
ことばは
神と共にあった。
ことばは
神であった。
このことばは
初めに神と共にあった。
すべてのものは、
これによってできた。
できたもののうち、
一つとして
これによらない
ものはなかった。
このことばに
命があった。
そしてこの命は
人の光であった。
光は
やみの中に
輝いている。
そして、
やみはこれに
勝たなかった。
ヨハネによる福音書 1-1~5
神はまた言われた、
「われわれのかたちに、
われわれにかたどって
人を造り、
これに海の魚と、
空の鳥と、家畜と、
地のすべての獣と
地のすべての這うものとを
治めさせよう」。
神は自分のかたちに
人を創造された。
すなわち、
神のかたちに創造し、
男と女とに創造された。
神は
彼らを祝福して言われた、
「生めよ、ふえよ、
地に満ちよ、地を従わせよ。
また海の魚と、空の鳥と、
地に動く
すべての生き物とを治めよ」。
創世記1-26~27
主なる神は
土のちりで人を造り、
命の息を
その鼻に吹きいれられた。
そこで人は生きた者となった。
主なる神は東の方、
エデンに一つの園を設けて、
その造った人を
そこに置かれた。
また主なる神は、
見て美しく、
食べるに良いすべての木を
土からはえさせ、
更に園の中央に
命の木と、
善悪を知る木とを
はえさせられた。
また一つの川が
エデンから流れ出て園を潤し、
そこから分かれて
四つの川となった。
創世記 2-7~10
主なる神は
その人に命じて言われた、
「あなたは
園のどの木からでも
心のままに
取って食べてよろしい。
しかし善悪を知る木からは
取って食べてはならない。
それを取って食べると、
きっと死ぬであろう」。
創世記2-16~17
人とその妻とは、
ふたりとも裸であったが、
恥ずかしいとは思わなかった。
創世記 2-25
さて主なる神が
造られた野の生き物のうちで、
へびが最も狡猾であった。
創世記 3-1
神は言われた、
「あなたが裸であるのを、
だれが知らせたのか。
食べるなと、
命じておいた木から、
あなたは取って食べたのか」。
人は答えた、
「わたしと
一緒にしてくださった
あの女が、
木から取ってくれたので、
わたしは食べたのです」。
そこで主なる神は女に言われた、
「あなたは、
なんということをしたのです」。
女は答えた、
「へびが
わたしをだましたのです。
それでわたしは食べました」。
主なる神はへびに言われた、
「おまえは、
この事を、したので、
すべての家畜、
野のすべての獣のうち、
最ものろわれる。
おまえは腹で這いあるき、
一生、ちりを食べるであろう。
わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、
おまえのすえと
女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き、
おまえは
彼のかかとを砕くであろう」。
このようなわけで、
ひとりの人によって、
罪がこの世に入り、
また罪によって
死がはいってきたように、
こうして、
すべての人が罪を犯したので、
死が
全人類に入り込んだのである。
ローマ人への手紙 5-12
恐れるな、
わたしはあなたを
あがなった。
わたしは
あなたの名を呼んだ、
あなたは
わたしのものだ。
イザヤ書 43-1
このように、
子たちは血と肉とに
あずかっているので、
イエスもまた同様に、
それらをそなえておられる。
それは、
死の力を持つ者、
すなわち悪魔を、
ご自分の死によって滅ぼし、
死の恐怖のために
一生涯、
奴隷となっていた者たちを、
解き放つためである。
へフル人への手紙 2ー14~15
そしてことばは
肉体となり、
わたしたちのうちに宿った。
わたしたちは
その栄光を見た。
それは
父のひとり子としての
栄光であって、
めぐみとまこととに
満ちていた。
ヨハネによる福音書 1-14
それは、
罪が死によって
支配するに至ったように、
恵みもまた
義によって支配し、
わたしたちの主
イエス・キリストにより、
永遠のいのちを
得させるためである。
ローマ人への手紙 5-21