旅の始まり、それはいつも予想外のハプニングから始まる――。
つまり、
予約していたバスに乗り遅れて、
その次に乗る予定だった電車にも乗れず、
でもバスが遅れてる可能性もあるかもと思ってタクシーに乗るも、最近サービスが改善されてきたバスは、on timeに発車してしまったらしい。つい最近までなら10分遅れなんてあたりまえだったのに。
なぜ乗り遅れたのかと言うと、
予想外(予想できたけど…)に荷物が重かったから。
朝6時半。
おととい中国から帰ってきたばかりで時差ボケがまだ治らないフラットメイトが、見かねて助けてくれたのだが、途中で忘れ物をしたことに気づき、一度フラットに戻ったりもした。
バス停まで荷物を運ぶ自信と時間がなかったため、タクシーを呼ぶ。
イギリスのタクシーは、初乗り料金がそこまで高くない。でもバス停に行くのに、まさかの遠いルートを通られ、自分の乗るはずだったバスとすれ違い、ここでバスはあきらめてtrain stationに向かった。
遠回りされたことでいらっとしたが(遠回りじゃない可能性も出てきた)、あの時間ではどっちみち間に合わなかっただろう。タクシーの運転手さんがなかなかいい人で、落ち込んでる私にいろいろ声をかけてくれた。息子さんと来週imperial universityの医学部の見学に行くこと(もちろん電車で)。ここ2週間は小学生や中学生はイースター休みなので、普段ならこの時間は通学時間なのだが、この時間でもちびっこは外にいないこと。イースターエッグ食べなかったなんてもったいないこと。道端にきれいな花がたくさん咲いていること。「きれいだろ?」って。4月あたりからイギリスではこういうふうにたくさんの花がいたるところで咲いて、とてもきれいなんだって。そんなことを話してたら駅に着いて、この間駅までタクシー使ったときより料金が安くて、やっぱり悪い人ではないなと思った。
電車に乗り遅れたのはこれが2回目で、すごくすごく反省してるけど、旅の始まりからくよくよしててもしかたないので、過ぎたことは忘れて、先に待っている新しいことたちに目を向けたいと思う。
気を取り直して、これからのことでも書いていこうと思う。「けじめ」として。
きのうから、スカイプのステータスを「第2章」としていたが、それは実際今日から始まる。
学生として、warwick universityにいたころを第1章としたら、今日からはわたしの「留学」という本は第2章に入る。
イギリスにいるうちに、旅行だけでなく、学生であることとイギリスにいることを生かしたことをしたいと思ってインターンに申し込んだ1月からもう3か月。CV(履歴書)やPersonal statement(志望理由書)、application form, deposit payment…。勉強やバドミントンや友達づきあいの合間にこつこつ準備してきて、やっと手にすることのできたインターンシップ。日系企業ではないし、大きな会社でもないけれど、私の今の英語力をもってすれば、このくらいがちょうどいいと思う。
ぎりぎりまでインターンできるかわからなくて、努力が無駄になるかもという不安を2か月抱えてきた。だめかもしれないという内容のメールが来たとき、正直かなり落ち込んで、ひっきーになったりした。でも、こうやって手にすることができたインターン。無駄にするわけにはいかない。もちろんインターンをすることでいろんなことが犠牲になった。みんなが旅行行ってる間、わたしは週5無給で働く。まだwarwickに帰ってきていない友達にはお別れの挨拶もできなかった。もっと1人1人とじっくり話してからwarwickを離れたかった。でも、この限られた留学期間中にできる限りのことがしたかったので、今は前を向いて進むしかないんだと思う。
Coventryからhavantまで実に6時間近くかかったのだが、その間自分と同じかそれ以上の重さの荷物を抱えながらも、無事havantに着くことができたのは、道中いろんな人に助けられたから。coventry駅のカフェで電車を待っていてホームに向かおうとしたとき、電車にスーツケースを運びいれるとき、地下鉄の階段を上ろうとしたとき、電車を降りて乗り換えをするとき…。いろんな人が私のスーツケースを運んでくれました。実際階段は自分で運んでないし(ていうか確実に無理(笑))、助けてオーラを出してたらみんな助けてくれた♡ 若いってすばらしい。
Havantの駅に着くと、stuartらしき人が車で迎えに来てくれた。メールでやりとりしていたときは、”…”を多用していたり、皮肉を言ったり、なんだかあんまり好きじゃなかったけど、実際会ってみたら最後のメールに”I am really not horrible person.”って書いてあったとおりめっちゃいい人だった。皮肉っぽかったのはイギリス人だからなのかもしれない。イギリス人のジョークは時にジョークに聞こえない…。
いろいろ説明を受けながら、ホームステイ先のおうちへ。ホストファミリーのShirleyとJohnはもう仕事も退職してセカンドライフを楽しんでいる老夫婦。とってもいい人たち。ただ問題なのは、どの国の年をとった人もそうなのかもしれないが、彼らの英語はもごもごしてて聞き取りにくい。“Anna, ―――”と名前を呼ばれないと自分に声をかけているんだと気付けない。そして、Shirleyは特に独り言が多い。どこまで反応するべきか迷う。
おうちに荷物を置いた後、Stuartが近場の観光名所をいろいろ案内してくれた。Havant city centre, ポーツマス(海軍のdockyards、two shopping malls)、southseaという海岸…などなど。海の近くに住んだことがないから、すごく新鮮でこれからが楽しみになった。
私がこれから働く会社にも連れてってくれた。おうちから自転車で15分くらいの島にある会社。実際、橋を渡って通勤。わお。ちっちゃい会社だけど、学ぶことが多そう。
いろいろあって、疲れたので昨日は20時就寝。
今日はShirleyとJohnがNew forestっていうレジャースポットに案内してくれた。野生のポニーがたくさんいて、new forest ice creamを食べて、posh areaにもいき、いろいろ写真を撮って帰宅。5時前にstuartが通勤用の自転車を持ってきてくれた。彼はなかなかtalkative.きっと若い時はもてたんだろうなぁ、と彼の言動を見ていて思った。というのも、絶対車のドアを開けてくれるし、”after you.”は欠かさないし、でもって歩いているときは必ず車道側を歩いてくれる。さすが紳士の国。けっこうこれが私のつぼにくるのである。WarwickのPC serviceのお兄さんもこんな感じで紳士だったなぁと思いだしたりもした。
今日のディナーはboiled fish with beans and roasted potatoes.ごはんはいつもJohnが作ってくれるのだが、彼の作る料理はとってもおいしい。渡英する前にさんざんイギリス料理はまずいって言われたけど、そうかな?少なくとも私は「あたり。」
いよいよ明日初出社!! 緊張するけど、自分なりに頑張ろうと思う。
What I can do is just do my best. That's it.