サイレントメロディ＆カミノタサハラ

色々とバタバタしていて、書くのが遅くなってしまいましたが、

国枝厩舎のサイレントメロディ君とカミノタサハラ君が引退となりました。

サイレントメロディ号（牡８歳）

5/8付で引退

JRA通算成績　３４戦７勝

JRA以外の通算成績　１戦０勝

メロディ君、

5/9の新潟の障害未勝利戦を使う予定で調整されていたと思うので、

突然すぎて驚きました・・・

繋靭帯炎だそうです。

メロディ君は

芝を走り、ダートを走り、障害を飛び、本当に色々なことに挑戦してきたお馬さんです。

マーチSを勝った時にはいつかはダートのGⅠを走るんだろうなと思ってました。

でも、初めて出走したGⅠは春の天皇賞でした

日経賞の予定が出た時、何かの間違いかとずっと思ってて、出馬表出るまでマーチSではなく、本当に日経賞なのってずっと疑ってました

だんだんとズブさを見せていて、なかなか行く気を見せなかったメロディ君。

2014年のポルックス、東海Sを見て、メロディ君はもう走りたくないのかなと勝手に思ってたけど、

日経賞で久々に芝を走ったら、前々で競馬をして頑張ってました

メロディ君の中でどんな心境の変化があったか分からないけど、久々に積極的な競馬をしてくれたことが凄く嬉しかったのを今でも覚えています。

そこから初めてのGⅠ挑戦。それが春の天皇賞でした

周りからは「勝ち目なさそうだけど、行くの」と言われましたが、

そりゃ～、メロディ君のGⅠ初挑戦ですから、行かないという選択肢は私にはなかったですよ

風邪引いてる中、行ってきました

７歳にして、GⅠ初挑戦ですから、結果云々は別として、それはもう感慨深いものがありました

直前で風邪引いて、数日前には熱があったりもしたので、どうなることかと思いましたが、

何とか行けて、現地で応援できて良かったと思ってます。

今年に入ってからは障害に挑戦して、さあ、障害２戦目に向けて・・・というところでのリタイア。

残念ではありますけど、８歳まで本当に色々なことに挑戦して頑張ってくれたと思います。

７歳、８歳で新しいことに挑戦していく姿にも、いくつになっても新しいことに挑戦していくことはできるんだなと、勇気をもらいました。

メロディ君が頑張って走る姿にはたくさんのパワーをもらいました。

メロディ君、本当にありがとう

今後は山元トレーニングセンターで乗馬になる予定とのこと。

メロディ君にとって、第２の馬生が幸せなものであることを心から願ってます

ずっと元気でいて下さい。

メロディ君、長い間、お疲れ様でした

そして、心からありがとう

2010.6/12　3歳500万下勝利

まだコンデジで撮っていた時代ですが、初めてメロディ君を撮ったのがこの時だったと思います。

2011.5/28　４歳上1000万下勝利

2011.11/19　錦秋S勝利

2012.3/25 マーチS（GⅢ）勝利

ゴッティーがメロディ君を重賞ウイナーにしてくれました

ゴッティー応援団のお友達とみんなで「おめでとうございます」って言い合って、みんなで喜びました。

2013.1/20　東海S（GⅡ）　１３着

2013.3.24　マーチS（GⅢ）　８着

2013.9/15　ラジオ日本賞　８着

2014.1/12　ポルックスS　１０着

2014.5/4　天皇賞・春（GⅠ）　１０着

2014.9/7　丹頂S　６着



夏の北海道にはなかなか行けなかったけど、

初の札幌遠征で、メロディ君が走る姿を見れて嬉しかったです

2015.11/9　アルゼンチン共和国杯（GⅡ）　１５着

2015.2/21　障害4歳上未勝利戦　１２着



障害初挑戦、一先ず、無事に完走できてホッとしました

結果、これがラストランとなりましたね。

長い間、お疲れ様でした。

カミノタサハラ号（牡５歳）

5/15付で引退

JRA通算成績　５戦３勝

皐月賞が終わる度に、１年経ったな、２年経ったな、まだかな～とずっと気にかけてましたし、

情報が全くなく、心配でもありました。

バシレウス君のこともあったし、３年は待つ可能性もあるのかなと、あと１年ぐらいがリミットかなと思っていたところでの引退でした。

もう一度、走る姿を見れることを楽しみに、もう一度会えることを楽しみに待っていたので、残念というかショックではありますが、

う～ん、こればっかりは仕方がないですよね・・・

きっとタサハラ君も復帰する為に頑張っていたと思いますしね。

タサハラ君はトライアルを制して、権利を取って、クラシックへ向かっていく緊張感だったり、難しさだったりを教えてくれました。

以前にはクラシックを走ってるお馬さんもいましたけど、

私がちゃんと国枝厩舎を応援するようになってからは初めての牡馬クラシックでしたから、

本当にドキドキ、ワクワクさせてくれました。

残念ながら、ダービーを目指していく途中でリタイアとなりましたが、

クラシックに無事に出走していくことの難しさを知ったのもこの時でした。

タサハラ君が走れなかったダービーと菊花賞の２つは

ヒラボクディープ君が自ら権利を取り、タサハラ君の分まで、頑張って走ってくれました。

この５歳世代、本当にいい世代だと思いますし、まだまだこれから志半ばで引退になってしまったタサハラ君の分まで頑張ってくれると思います。

５戦３勝、力があることは確かだっただけに、

５戦しか走れなかったのは残念ではありますが、たくさんワクワクさせてくれて、ありがとう

今後はノーザンファーム空港にて乗馬になる予定とのことです。

タサハラ君にとっても第２の馬生が幸せなものでありますように

タサハラ君、お疲れ様でした

そして、ありがとう

2012.11/25　２歳新馬戦勝利



新馬の時はパドックでメンコをしていたんですね

2013.1/27　３歳５００万下勝利

2013.3/3　弥生賞（GⅡ）勝利





馬から一番気迫を感じたのが弥生賞でした

ジョッキーからも感じましたが

2013.4/14　皐月賞（GⅠ）　４着





これがラストランになるとは思っていませんでしたが、

結果的に皐月賞がラストランとなってしまいましたね。

お疲れ様でした