下総猫仙人のブログ

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昨年から、「テグレトール」「リカバリン」「アドナ」「フリバス」「アロプリノール」と、随分、薬のお世話になってきた。


しかし、そもそも『 薬 』とは、なんぞや?


結局、『 薬 』は、発作や症状を抑えるもので、根本的に身体を直すのは、己の肉体・精神でしかない!


血液・尿・MRI検査をやってみても、「完全なる健康体!」と、判を押されるのだが、突然の膝痛や体内での毛細血管破裂の症状は、今も続く!


昨年、体重を6kg落とした。

体型もスリムになり、思い立って「 ジョギング 」を開始した。(^.^)


一本裏の通りは、「桜並木」で、以前から、走るんだったら、「ここだな!」と、思っていた。人通りも疎らで、あんまり、見られることも無い。


始めは、情けない位の、トコトコ走りで、何度も立ち止まって、ハァハァゼィゼィ!

三回目で、漸く、立ち止まらずに、走って帰ってくることが出来た!(*^^)v

ディスカウントショップで、ジョギングスーツ・「MIZUNO」のジョギングシューズを購入してきた V✌!


小生の生徒に「二葉チャン」がいる。

昨年の北海道マラソンでは、女子の部トップで、地元新聞に掲載されておりましたね。先日の名古屋マラソンでは、自己記録に届かず、浮かない表情でしたが、二葉チャンは、2時間50分代の記録保持者 、というからスゴイ!

確か、40歳は超えていて、更にスゴイ! 

トップアスリートであることに、間違いは無い!


当然、二葉チャンの影響があったことは、事実で、小生も走る気にさせて戴いたのだと思う。

距離はよく分からんけど、現在は、20分程度のランである。

二葉チャン、「一緒に皇居を走りましょ!」と、言われたが、

並走したら、死ぬ!((+_+))


若い頃、走っていたように、足首がグラつかず、しっかり、地を蹴って、もも上げをして走る!ことが出来ない。

漸く、太ももの裏に張りを感じるようにはなってきたが、まだまだ、全然ダメ! である。


トコトコ走りなんだけど、犬連れて散歩しているメタボおじさん達とでくわすと、おじさんは俯いてしまいますね。

先日、70歳位と思しき、「ドラゴンボール」に登場する「亀仙人」のような、イエロージャケットピンクトランクスのジィ様とすれちがい、『オハヨ!』か『ヨ!』だけだったか、手を挙げて、声を掛けて下さった。

思わず、『おはようございます!』、御挨拶をしてしまった!(*^_^*)

走ってる者同士の仁義のように思えた。


この間は、小生から、「若いアンチャン」に声を掛けた!

なんも、反応は無かったけど、内心は

「お互い、頑張りましょう!」と、つぶやいていてくれたのではないか?


現在の『 蒼天社 』は、やる気のある方々が多い!

教室も幾つか新設出来たし、激務に耐えうる身体を作らなければいけない。

走ることで、身体自身がバランスを整えようとする筈であるから、原因不明の痛み痒みも改善・修復していってくれるのではないか? と、期待している。


なにより、今日も一回も止まらず「走ってきたぞ!」という現実は、自信になります。

人目を避ける意味で、スーツも靴もブラックにしたが、

さしずめ、「仮面ライダー・ブラック」か、いや、「仮面ライダー・クウガが赤のクウガからブラックに変身した時」の感じかな? と、鏡を見ている。


又、いつかは、「亀仙人ジィ様」にお会いすることもあるでしょう!(=^・^=)

『 読売書法展 』

御案内

☆国立新美術館<千代田線乃木坂駅>

☆8/22~31・26日休館


読売展も31回を数えることとなった。

思えば、学生時代から「毎日書道展」に出品してきた。

鳴かず飛ばずで、8年が経ち、S59・作品を持っおて稽古に…

「今年から、読売展に出品する!」と、なんのこっちゃか

∑ヾ( ̄0 ̄;ノ? 分からず、唖然!


第1回展であることに気付き、ある勇気をもって臨んだ!

お稽古最終日、青山先生に出品作を選んで戴き、「有り難う御座いました」と言った後、

先生の口から、「あの字がなぁ…」と洩れた。

先輩方の作品には、「もっか! 左! 」とかおっしゃっておられる。


帰り際、後輩のM君から

「どうします?」の一声! 「よし!」と答えた!

次週、「書き直してきました!」と、作品を持参してお稽古に乗り込んだ。

先生は、「なにしに来たんだ!」とばかりに、「他が駄目だ!ヽ(`Д´)ノ」と、つっぱねられた!

自分たちのお稽古では、「はい」のお返事しかない。口をきく! なんて言語道断!



「余計なことしちゃったなぁ!」と、泣くにも泣けず、M君と焼け酒をあおった!

しかし、読売展が開催され、作品を見てみると、ふたりとも

『 特選 』の賞札が付いていたo(^-^)o


しかし、小生にとっては、続きがあって、次の日展のお稽古初日!

行き成り、先生から「あんないい加減なものを書きやがって!」と、怒鳴りつけられた!

何回か作品を見せには行ったものの、出品はさせて貰えなかった。


またまた、焼け酒である! その時、流石に情報通のM君が語ってくれた。

「あのね、日野さん! 先生は、日野さんの作品を新聞で紹介したかったらしいんです。で、コメンティターの先生に依頼したところ、あんな字は有りません。と言われたらしい。」と。



結局、今回のHPのテーマ『篆書のきまり』に関連する。


そもそも、漢詩原文そのままに『 颮 』の字を篆体で書いた作品であった。

「風」を金文風に書いたのが、いけなかったのか?(もっとも、元来、「風」の金文体は無い。現在、書壇で書かれているかたちは、アレンジである。)

確かに、『 颮 』の字は、どの字典を探しても、楷書・行草書すらも載っておらず、古典には存在しない字なのです(゚_゚i)。

当時は、字典の類も少なく、篆書の研究もまばらで、本当に独学の世界でした。


今にして思えば、説文『 飆 』又は『 飇 』の字が有り、その中に、説文或体として『 颮 』の字が有る訳だから、『 飆 』の篆体で書けばよかったのだ。

でも、コメンティターの先生にそれがお分かりになられたかどうか?



時は流れて、第9回展


『 読売新聞社賞 』 を賜った。そして、小生作は新聞に載った!

今井凌雪先生のコメントは、「もはや古体文字とも言えないような新様式の篆書表現で、激しい剣舞を見る感がある。とある!  

実際、あんまり、お分かりにはなられていらっしゃらないんだなぁ…

 と、思った・°・(ノД`)・°・


今回作は、『 神融筆暢 』 (書譜)


「 こころがのどかなら 筆ものびやかに走る 」


というものだが、二か月の製作期間中は、原因不明の膝の激痛に耐え、その為の絶食減量中の書き込みだったので、どうにも、ビリビリした感じのものになってしまった!(今でも、たまに痛い!)


それでも、なんとか「融」は、伸びやかに見せようと「虫」をヘビっぽく書いてみたのだけれど、高木先生に「虫が虫らしくない!」と、一蹴された愚作である。

今年は、横作品にしよう! なんて思っていたのですが、

過去、草野蘆舟先輩が謙愼展で発表なされていらっしゃるので、やむなく、またまた、縦作になった。(草野先生のは小篆風ですけどね)



読売展!  見てね! 下総猫仙人(=^・^=)

今年も、県立美術館の修繕工事の為、「県展」が出来ない。
本年も昨年に続き、

『 千葉県美術会代表作家展 』が開催されている。

会場…・「成田山新勝寺 成田山書道美術館」


会期…・「6/20(土曜)~7/21(月曜)」

昨年の「空海書・国宝・風信帖臨書」(HP「風信帖」参照のこと)同様、今年も、空海にまつわる書を書こうと、思案した。

伝・空海とされる書に「 無道人之短 無説己之長 」

人の短を()う無かれ  己の長を()く無かれ

というものがある。

これは、漢の崔瑗が座右銘とした語句で、いかにも、弘法大師様なら、おっしゃりそうな文言であり、
草書で書かれた巻物も、当時としては、大変な大字で、大師様なら書ける書と見做されてきたのでありましょぅ。

小生は、これを、4尺(121㎝)×6尺(182㎝)に、篆書で認めてみました。

どうしたことか?
今回の更新HPで特集致しました、書道展作「孤立」同様に、一番隅に掛けてあって、
将に、『 孤立! 』してる感じ!(@_@;)

「どうせ、こんな遠い所まで、誰も見に来ないよ!」と、小振りな作品で間に合わせていらっしゃる書家の先生達もおいでなのだが、

青山先生
の教えのひとつに、
「どんな地方展でも、どのような方々が見に来て下さるかは分からないのだから、常に、誠心誠意、作品を書きなさい。」というものがある。

出品料も貸し額代も高い((+_+))! でも、みみっちぃことは言ってらんない…


最近、 突然! 左足の膝に激痛!が走る!

歩いている時に起こると、とても、立っていられる状態にない!

整骨院・整体・整形外科病院等 弟子に紹介されたところに、幾つも出かけて行ってみたが、結局、レントゲンでも解らない!

末梢神経修復剤「ナボリン」・痛みどめ「ブァファリン」・減炎症剤「リングルアイビー」も全く効かない!

そこで、まず、体重を減らした!
二週間、禁酒! そして、食べない! ご飯は、一日、「サトウのご飯200gバック」のみ。たまに、ソバひと玉。
後、主食は、「ねじり揚げ」である。

5.7㎏減量!   少し、症状が軽減したかなぁ?

解ったことは、どうも「膝コリ」らしい? 「肩コリ」があるんだから、あっても可笑しくはない。
欠かさず、腹筋・背筋・ヒンズースクワットをしているのだが、忙しい為に、柔軟運動をしていなかった。
エビぞって、足が持てないのである。 ゾッとした!

寝ている時に、ふくらはぎが つることがある。同様に、膝の先端左の筋か腱か? 一点のみに激痛が起こる。
筋トレで、全身をパンパンに張った状態にしてしまったようなのだ!

今は、寝る前に1~2時間、柔軟体操に明け暮れている。


そんな中、4尺×4尺の紙を半分に裁断し、5mm幅にのりを付け、貼ってゆく作業を繰り返ししなければならなかった。
4尺×6尺の用紙は手作りなのである。今回は、40枚程度の書き込みに留まった。

当然、書いた作品は、「神経質な、ビリビリした感じ!」になってしまった!
6/28締め切りだった「読売書法展」出品作も、全く同じようなものに仕上がってしまった!

書というものは、その時の自分自身が其の儘、現れるものである。
どんな状況下でも、言い訳なんか言ってらんない!

全身全霊で作品を書くことしか、「書家」に道は無い!