次女。
一年前から、兵庫県は西宮というところにある大学に通ってる。
大学生になったらおこづかいは無し、という我が家のルールに沿って、通学の傍ら、大阪は梅田というところでバイトも2軒、掛け持ちで始めた。
片道2時間半、往復で5時間の通学。 昨年度一年はよかった。 コロナの影響で大半の授業がオンラインだったから。
ところが非常事態宣言が明け、蔓延防止なんちゃらも明け、対面授業が100%行われるようになると、たちまちなにをするにも時間に困窮するようになった。
家で腰を落ち着けて勉強する時間がとれない、、、バイトに思うように入れない、、、友達と遊びに行けない、、、。
生活の全てが手詰まりに。
一人暮らしをさせてほしい。
涙ながらにそう言われたのはこのゴールデンウィーク前であった。
何時間も、否、何日も家人と3人で話し合った。
娘は気持ちが溢れて、一年ぶんくらいの涙を流しながら話した。
経済的に我が家も裕福なほうでないので、家賃の仕送り等は日々のことを考えるとしてやれない。3番目の息子のこともある。
なので金を「借りる」というカタチでその間の資金を調達することになった。働くようになったら返済する、ということで本人も納得した。
元々3人の子供たちの中では最も独立志向の強い子だったので、どんなカタチであれ一人で暮らしたかったんだろう。
5月の日曜日、3人で西宮まで物件を見に行くことになった。
自宅を出て地下鉄に乗り、四条で阪急に乗り換え、十三という駅でまた乗り換え、西宮北口まで2時間弱。
学校の最寄り駅まではここからまた乗り換えて10分強。 着いた駅から歩いて15分。 これは遠い。

物件を仲介してる不動産屋は駅のすぐ近く。
二人の後ろ姿を写真に撮った瞬間、なんだか猛烈に寂しい気分になった。
あぁ、、こいつ、出て行くんや、、、と。

不動産屋で色々物件を紹介してもらって、いくつかに絞って、直接アパートに連れて行ってもらって、周辺もぶらぶら歩いてみたりして、親としてはなにしろ治安が一番気になるところ。
通学のことだけ考えると、あと二駅先の最寄りの駅のほうが近くていい気もしたけど、梅田でのバイトのことを考えると、学校にもバイト先にも行きやすい西北がいいとのことで、決めたら頑なに動かない次女の気持ちもあって、物件を契約してきた。
水道、ガス、電気等の開通、インターネットの工事、なにしろ両親揃って一人暮らしの経験がないので、アドバイスなんて元より、なにをどのタイミングでどう進めたらいいかも危うくて、揃えねばならん家電製品や暮らしの雑貨、引っ越しの準備、とにかく気が気でない。
でも、なにしろ自分で決めたこと。
悔いを残すことだけはないように、しっかり頑張ってほしい。
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