先週の10月13日、ボブ・ディラン氏にノーベル文学賞が授与されることが発表されました。


私は彼の名前は当然知ってはいましたが、彼がどんな足跡を残し、どんな歌手なのかは、ほとんど知りませんでした。

 

彼がそんなに優秀な文学的才能がある人だったとはとても意外でした。


ボブ・ディランについてちょっと調べてみると、彼は現代のポピュラー音楽に革命をもたらしたシンガー・ソングライターとして知られています。

 

社会の中の不公平や不正を告発し抗議する歌を歌い、60年代プロテストソングの歌い手として若者の支持を集めました。


ファースト・レコーディングは1961年、折りしも私が生まれた年と同じです。

 

年齢も調度私の20歳上の75歳、そう聞くと彼には何となく愛着が湧いてきました。

 

私が彼の名前を初めて聞いたのは、10歳の頃に流行った「学生街の喫茶店」という歌です。

 

その歌詞の中に「学生で賑やかなこの店の片隅で聞いていたボブ・ディラン」という歌詞がありました。

 

でも当時はまだ、「ボブ・ディラン」というのが何のことかは理解していませんでした。


また、二十歳くらいの頃には、フォークソングの夜会のような深夜番組で、山本コータローが「風に吹かれて」について話をしていました。

 

「この曲はギターを覚えたての人がよく弾く曲で、3コード(G・C・D)だけで弾ける」と解説していて、フォークて意外と簡単なんだなと思ったものです。


でも、こんな単調な曲が、50年以上も歌い継がれていることは、彼の偉大さを物語っていると感服します。


浜田省吾の路地裏の少年の歌詞の中でも、「古ぼけたフォーク・ギター窓にもたれ覚えたての風に吹かれて」という歌詞があります。


ボブ・ディランは70年代のフォークシンガーに多大な影響を与えた人なんだと想像できます。


先日、家にあったボブ・ディランのヒット曲コレクションアルバムを取り出して聞いてみました。

 

1987年に買った「グレーテスト・ヒット第I集」というCDなのですが、実はこのCDはもう25年くらい聞いていませんでした。


アメリカンフォークに興味があったわけでもなく、彼のフアンでもなかった私が、何故このCDを買ったのかは覚えていません。

 

恐らく、当時「ウィ・アー・ザ・ワールド」がヒットして、彼に興味を持ったのだと思います。

あの、しゃがれた声がとても印象的でした。

 


入っている曲は


・雨の日の女
・風に吹かれて
・時代は変わる
・悲しきベイブ
・ライク・ア・ローリング・ストーン
・ミスター・タンブリン・マン
・サブレニアン・ホームシック・ブルース
・アイ・ウォント・ユー
・寂しき4番街
・女の如く

 

の10曲です。


このアルバムの原版は、1967年にリリースされたボブ・ディランのベスト・アルバムです。

ウィキペディアでも以下の通り解説されていました。

『ボブ・ディランのグレイテスト・ヒット』(英: Bob Dylan's Greatest Hits)は、1967年にリリースされたボブ・ディランのベスト・アルバム。
ビルボード・トップ LP's チャートで最高10位、全英アルバム・チャートで6位を記録した。続『グレーテスト・ヒット第2集』(1971年)とともに最も売れている
ディランのアルバムで、RIAA より5xプラチナ・ディスクに認定されている。


このCDを最初に聞いたときは、古臭くて面白くない曲ばかりだというのが感想で、すぐに聞くのを止めてしまいました。

 

正直言って詰まらないCDを買ってしまったと後悔もしました。

(´_`。)

 

それから最近まで、一度も最後までCDを聞き通したこともありませんでした。


しかし、先日あらためてこのCDを聞き直してみたら、逆にとても新鮮で彼の音楽に引き込まれていく自分がいました。

 

何かとても心地よくて、あっと言う間に10曲聞き終えていました。

 

このアルバムを聞いていると、ある種の切なさのようなものも感じます。


CDなので歌詞カードもついていて、日本語の意味も分かってなおさら興味深く聞けました。

彼の歌は、歌詞の意味が理解できないと良さが半減してしまいます。


CDの解説と歌詞カードを見ながら聞いていたら、ノーベル文学賞を受賞する理由も分かる気がしました。


今回のノーベル文学賞の受賞を機に、彼の他のアルバムもまた聞いてみたいと思います。

≧(´▽`)≦

 

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