*NINE*
小さい頃はミュージカル映画の良さが全く理解出来なくて、むしろミュージカルそのものが苦手でした。
●ィズ二ー映画の『ライオンキング』や『眠れる森の美女』も純粋に「何でここで歌いだすの?必要無いじゃん」とか言いながら歌のシーンを早送りしてたな~
そんなミュージカル苦手意識を克服出来たのは『ムーランルージュ』『シカゴ』という映画に出会うことが出来たからなのでした。
あれは当時見ても、今見ても面白いですね~♪
ミュージカル映画の大事な要素は『キャラクター』『歌唱力』『歌のシーン』だと思うんですよね。
まず『キャラクター』に魅力が無ければ、歌に耳を傾けるのは少々苦痛ですよね。
好きでもない登場人物が機嫌良く歌っても「はいはい、分かった分かった」で終わってしまいます。
登場人物に人を惹き付ける魅力が無ければ、歌うシーンの必要性が薄れてしまいます。
「無くていいじゃん」ってね。
『歌唱力』は最も大事ですよね。
むしろコレが出演者に備わってなければ、歌う意味が無い。
ヘタッピな歌をずっと聞いていると、どんなにシリアスな展開でも笑っちゃいますよ。
そこを考えるとキャサリン•ゼタ•ジョーンズはとっても良かった!
『歌のシーン』はもう演出家の腕の見せ所でしょ!
この辺りは見せ方は違えど『ムーランルージュ』『シカゴ』はそれほど違和感無くストーリーと絡めていて、作品の特色が出てました。
前置きがだいぶ長くなりましたが『NINE』はこの3点において「良いんだけど微妙...」という感想を持ちました。
ロブ•マーシャル監督作品『シカゴ』を見てからの鑑賞だったんですが、この監督、同じミュージカルジャンルを2度も撮影するって、普通に考えたらスゴいことですよね。
だって、前作と同じことは出来ないし、前作よりも進化しなくちゃいけない。
人は類似作品を比べてしまうから、評価する目も自然とハードルを上げてしまう。
『シカゴ』がアカデミー賞受賞作品なら尚のことですよね。
それを全て踏まえて、あの豪華キャストですよ!
(ギャラは半端ない額でしょう!●十億は飛ぶんじゃないですか!?)
この監督、この経歴、このキャスト競演で期待しない訳が無い!!!
多大な期待を寄せて鑑賞した『NINE』は「良いんだけど微妙...」という惜しいことに(笑)
○うーん、ストーリーにもう少し展開が欲しかったな...(最後はだからどうした、という内容)
○うーん、もう少しみんな一緒に歌わないかな...(あんな豪華キャストなのに歌う時は一人ずつ)
○うーん、エロス満載のボンテージが監督は大好きなんだろうな...(監督の趣味がシカゴから変わってない...)
ニコール•キッドマンの歌うシーンが1曲だけって!?
スケージュルが合わなかったのか、女優達の仲が悪かっry(略
結論→才能ある男ってある程度何でも許されて良いですね!モテモテ^^
NINE ☆☆(☆5点満点中)
*シャッターアイランド*
マーティン•スコッセシ監督とディカプリオのコンビ映画は結構好きでして(ティム•バートンとジョニー•デップコンビよりも)、評価が別れる『ギャング•オブ•ニューヨーク』やリメイク物の『ディパーテッド』も普通に面白いと思いました。
中学生の頃に『救命士』を見て、何か無情だな...と思ったり、未だに『タクシードライバー』を見ていなかったりと、スコセッシの作品は追ったり追わなかったりとムラはありますが、宣伝に結構力を入れていた『シャッターアイランド』を遂に映画館で見てきました。
見たかったんだよね~これ!
精神病を抱えた犯罪者を収容している孤島の刑務所(施設)に主人公と相棒が突入、消えた(逃亡した)女性犯罪者を追う、というストーリーなんですが、この時点でもうキナ臭さ全開ですよね。
「ああ、この島には何か重大な秘密がある!」
「行ったら最後、ここから出ることは不可能!」みたいな。
私的にサスペンス•ミステリー物は映画ジャンルの中でも大好きな部類でして、謎解きは見ているだけで楽しい物です。
ただこの映画は「精神病を抱えた人々」の話であって、こうなると主人公のテディ(レオ)が何のトラウマも抱えていない、ごく普通の青年であるはずがない。
奥さんも精神的に不安定らしく、ヤンデレ系に好かれることに定評のあるレオ(笑)の内面が重要になることは予想がつきました。
「彼はきっと重大なトラウマ(過去)を抱えているんだろうな...」
「きっとストーリーが進むにつれて、自分の過去と向き合わざるをえなくなるんだろうな...」
「こんなに「ドンデン返し」があります、って宣伝しているってことは、例えば、全部主人公の妄想だっta...(略」
↑のように、ある程度見る前から妄想してしまうのが、ミステリー好きの悲しいところです(涙)
謎解き映画を見ていると、自分で勝手に推理してしまう癖が出てくるのでラストへのハードルが無意識に上がってしまいます。
「きっと、この監督は私の予想を裏切ってくれるはずだ!」と。
結論→シャッターアイランドはある程度予想通りでした(^^)
いや、大事なのはそこではないのかもしれません。
救いの無い『最後』に行き着いた主人公の『救い』だと信じた現実からの逃避。
通常なら後悔を抱えた苦い笑みで終わるラストも、哀れにさえ映る、全てを諦観した笑みで終わるラストでした。
スコセッシもディカプリオも実力が有る人達なので、演技も良いし、雰囲気もストーリー展開も良いんだけど...何かが物足りない映画でした。
(あと、微妙に合ってないCGは演出なんですかね?)
シャッターアイランド ☆☆☆(☆5点満点中)
マーティン•スコッセシ監督とディカプリオのコンビ映画は結構好きでして(ティム•バートンとジョニー•デップコンビよりも)、評価が別れる『ギャング•オブ•ニューヨーク』やリメイク物の『ディパーテッド』も普通に面白いと思いました。
中学生の頃に『救命士』を見て、何か無情だな...と思ったり、未だに『タクシードライバー』を見ていなかったりと、スコセッシの作品は追ったり追わなかったりとムラはありますが、宣伝に結構力を入れていた『シャッターアイランド』を遂に映画館で見てきました。
見たかったんだよね~これ!
精神病を抱えた犯罪者を収容している孤島の刑務所(施設)に主人公と相棒が突入、消えた(逃亡した)女性犯罪者を追う、というストーリーなんですが、この時点でもうキナ臭さ全開ですよね。
「ああ、この島には何か重大な秘密がある!」
「行ったら最後、ここから出ることは不可能!」みたいな。
私的にサスペンス•ミステリー物は映画ジャンルの中でも大好きな部類でして、謎解きは見ているだけで楽しい物です。
ただこの映画は「精神病を抱えた人々」の話であって、こうなると主人公のテディ(レオ)が何のトラウマも抱えていない、ごく普通の青年であるはずがない。
奥さんも精神的に不安定らしく、ヤンデレ系に好かれることに定評のあるレオ(笑)の内面が重要になることは予想がつきました。
「彼はきっと重大なトラウマ(過去)を抱えているんだろうな...」
「きっとストーリーが進むにつれて、自分の過去と向き合わざるをえなくなるんだろうな...」
「こんなに「ドンデン返し」があります、って宣伝しているってことは、例えば、全部主人公の妄想だっta...(略」
↑のように、ある程度見る前から妄想してしまうのが、ミステリー好きの悲しいところです(涙)
謎解き映画を見ていると、自分で勝手に推理してしまう癖が出てくるのでラストへのハードルが無意識に上がってしまいます。
「きっと、この監督は私の予想を裏切ってくれるはずだ!」と。
結論→シャッターアイランドはある程度予想通りでした(^^)
いや、大事なのはそこではないのかもしれません。
救いの無い『最後』に行き着いた主人公の『救い』だと信じた現実からの逃避。
通常なら後悔を抱えた苦い笑みで終わるラストも、哀れにさえ映る、全てを諦観した笑みで終わるラストでした。
スコセッシもディカプリオも実力が有る人達なので、演技も良いし、雰囲気もストーリー展開も良いんだけど...何かが物足りない映画でした。
(あと、微妙に合ってないCGは演出なんですかね?)
シャッターアイランド ☆☆☆(☆5点満点中)
*インセプション*
私はクリストファー•ノーラン監督の作品が結構好きで、『メメント』や『ダークナイト』等も世界観や雰囲気がクールでカッコ良く、非常に好みです。
(デビット•フィンチャーやマーティン•スコセッシも好きです)
あの、画面の終始暗いトーンや、1カットのビジュアル、CGの使いどころや音楽等、全てにおいてカッコイイ!
こだわりのある男(監督)が「これは最高にクールだろ」と思わせるような、あの渋さ。
エンターテイメントに溢れるマニアックな映画を作る人だと思います。
あと、何よりストーリーが普通に面白い...。
これはとても大事なことです。
作中で使われている音楽がハンス•ジマーだったのも最高でした。
最近、彼の音楽が私的に急上昇中で、天使と悪魔やシャーロック•ホームズも良かったです。
インセプションの評価は賛否両論(?)あるみたいですが、私は好きです、面白かったです。
基本的にキャストが良いし(レオや渡辺謙)、登場するキャラクター達も好きになれました。(これはとても大事なことの一つ)
大人の男がギリギリの状況下で戦う中、足手まといのどじっ子も、ピーピー叫ぶ女もいらないです。
又、登場人物達がプロフェッショナル集団なので、困難が訪れても「彼らなら大丈夫!」とストレスを感じず安心して見ることもできました。
人間的弱さを見せない彼らの人物描写は若干薄いですが、今回はその役割を主人公•コブが全て担うので、まあ大丈夫です。
夢の中へダイブするという発想自体は目新しくもないんですが(マトリックスやパプリカなども類似)、描いたスケールは大きく、それを実写で2時間半という映像にした監督がスゴいと思います。
又、夢から覚める『キック』という手段に音楽を使うところや、夢の階層を下へと潜るたびに時間の流れが遅くなる設定(10時間→一週間→半年)、上の階層の状況に下の階層が影響を受ける(重力が狂う)等も、映像で見ると斬新でした。
あと、スローモーション映像が大好きなんで、この監督の映像表現は自分に合ってます。
たとえ「はいはい、ハリウッド乙ww」的な映像表現だろうと、やっぱりカッコいいって思っちゃうんですよね。
ストーリーの流れはシンプルで解りやすかったんですが、主人公•コブ(レオ)の「魅力」描写が弱いかなって思いました。
奥さんのモルへ対する葛藤は十分過ぎるほど描いていたのに(若干クドいぐらい)、プロフェッショナルであるコブの「技能」みたいなのがイマイチ伝わりきらないというか...途中「なんで仲間はこんな面倒くさい奴(笑)と仕事してんだ?」って思ったり。
まあ、過去の経歴云々で「オレはコブについて行くぜ!」的なノリなんだろうけど、そこをサラッとでも描いてくれれば、人物達に深みが出たかもしれません。
「俺たちはこんだけプロなんだぞ!」みたいな。
まあツッコミどころは多々ありますが、それを差し置いても迫力ある、映画館で見てこその映画だと思いました♪
インセプション ☆☆☆☆☆(☆5点満点中)
私はクリストファー•ノーラン監督の作品が結構好きで、『メメント』や『ダークナイト』等も世界観や雰囲気がクールでカッコ良く、非常に好みです。
(デビット•フィンチャーやマーティン•スコセッシも好きです)
あの、画面の終始暗いトーンや、1カットのビジュアル、CGの使いどころや音楽等、全てにおいてカッコイイ!
こだわりのある男(監督)が「これは最高にクールだろ」と思わせるような、あの渋さ。
エンターテイメントに溢れるマニアックな映画を作る人だと思います。
あと、何よりストーリーが普通に面白い...。
これはとても大事なことです。
作中で使われている音楽がハンス•ジマーだったのも最高でした。
最近、彼の音楽が私的に急上昇中で、天使と悪魔やシャーロック•ホームズも良かったです。
インセプションの評価は賛否両論(?)あるみたいですが、私は好きです、面白かったです。
基本的にキャストが良いし(レオや渡辺謙)、登場するキャラクター達も好きになれました。(これはとても大事なことの一つ)
大人の男がギリギリの状況下で戦う中、足手まといのどじっ子も、ピーピー叫ぶ女もいらないです。
又、登場人物達がプロフェッショナル集団なので、困難が訪れても「彼らなら大丈夫!」とストレスを感じず安心して見ることもできました。
人間的弱さを見せない彼らの人物描写は若干薄いですが、今回はその役割を主人公•コブが全て担うので、まあ大丈夫です。
夢の中へダイブするという発想自体は目新しくもないんですが(マトリックスやパプリカなども類似)、描いたスケールは大きく、それを実写で2時間半という映像にした監督がスゴいと思います。
又、夢から覚める『キック』という手段に音楽を使うところや、夢の階層を下へと潜るたびに時間の流れが遅くなる設定(10時間→一週間→半年)、上の階層の状況に下の階層が影響を受ける(重力が狂う)等も、映像で見ると斬新でした。
あと、スローモーション映像が大好きなんで、この監督の映像表現は自分に合ってます。
たとえ「はいはい、ハリウッド乙ww」的な映像表現だろうと、やっぱりカッコいいって思っちゃうんですよね。
ストーリーの流れはシンプルで解りやすかったんですが、主人公•コブ(レオ)の「魅力」描写が弱いかなって思いました。
奥さんのモルへ対する葛藤は十分過ぎるほど描いていたのに(若干クドいぐらい)、プロフェッショナルであるコブの「技能」みたいなのがイマイチ伝わりきらないというか...途中「なんで仲間はこんな面倒くさい奴(笑)と仕事してんだ?」って思ったり。
まあ、過去の経歴云々で「オレはコブについて行くぜ!」的なノリなんだろうけど、そこをサラッとでも描いてくれれば、人物達に深みが出たかもしれません。
「俺たちはこんだけプロなんだぞ!」みたいな。
まあツッコミどころは多々ありますが、それを差し置いても迫力ある、映画館で見てこその映画だと思いました♪
インセプション ☆☆☆☆☆(☆5点満点中)
